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[セブ] 戦没者慰霊8月15日参加

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セブ情報 戦没者慰霊8月15日参加

セブ支部の№198川上です。

本日、セブ日本人会主催で恒例(終戦の日、8月15日)の戦没者慰霊祭が執り行なわれました、総領事を始めとしてセブ領事館職員、「セブ日本人商工会」会員の各社の方々も含めてセブ在住者の方々等の参加で行われました。

場所はセブ市内を見渡せる高台に位置するマルコポーロホテルの駐車場横に有る庭園です、庭園内に設置されて居る「戦没者慰霊の観音像」は一昨年金属部分が一部盗難被害に遭い、修復に「南の会」も協力支援して「セブ日本人会」から感謝状を頂いています。

在セブの会員方々と「南国暮らしの会」会員として記帳参加してきました。
式典は式辞、黙祷の後、観音像前で参加者全員が焼香、献花して日本国を守る為、犠牲になられた御霊に哀悼の意を捧げます。
その後ホテルからの好意の軽食で参加者の懇親会が有りました。

今回の式典には日本から20名程の大学生のグループが参加してくれました、毎年参加者が高齢化していく在住者にとっては嬉しい出来事でした。中心になって訪問セブしてくれた学生さんと懇親会時に短い時間ですが話しする事が出来ました、実際の外地での終戦行事に参加して、同じ年くらいで戦地に散っていった方々の気持ちを感じる事が出来ると思ったそうです。実際の慰霊祭に参加してセブ飛行場からのレイテ沖海戦への特攻隊の話し、国や家族への思いを馳せた記録等に接して「本当に参加して良かった」との言葉が素晴らしい事に感じられました。

彼らは、この後にも戦時中は野戦病院で沢山の傷病者が死んだ「ビセンテ、ソト病院」内に有る慰霊碑、激戦区になって沢山の日本兵士が戦ったアメリカ軍の上陸記念碑の有るタリサイ市の海岸等を回って学徒兵士達の気持を感じて見たいと思っているそうです。
叔父2人を先の大戦で無くしている自分には、この様な若者達がいる事をとても嬉しく思いました。

来年の式典にはパンデミックも終わって「南の会」会員の方々も参加して頂き、式典を賛助出来れば良いと「南の会、セブ支部」として希望しております。

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