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関東 11月サロン会&懇親会 開催のご報告

関東甲信越支 11月サロン会&懇親会を 11月23日(土) 東京都南部労政会館で開催されましたのでご報告いたします。

1.期 日 : 11月23日(土) 13時30分~16時50分
2.場 所 : 東京都南部労政会館(大崎駅近く)
3.出席者数  サロン会 : 16名
本日はサロン会日程の変更、LSフェアーなどの開催と重複し、参加者が16名なので船山ゼミの位置づけで講演頂きました。

4.テーマ&内容

◆【第一部】13時35分~15時00分 『相続とトラブル』サブタイトル(身近に忍び寄る冤罪) 講演 : 弁護士・元日大教授 船山泰範先生

今まで南の会で講演したことのお浚いから、相続と冤罪の関連を話されました。
冤罪の「冤」の字は兎を籠で被せた象形文字から出来た文字で、無理に押し込められ自由を奪われる意味があるそうです。
相続で被相続人と相続人の間に直系尊属がいると、遺産分割では犯しがたい遺留分があるが、きょうだいだけの遺産相続では遺言書があれば遺留分は考える必要がなく、分割も等分で有る必要はない。
複数のきょうだいの相続人がいて、その中の特定のきょうだいが被相続人を虐待したとして欺き、相続人廃除を行う行為は実際に起きており、身近な相続に冤罪が発生している。

相続で相続人の廃除対象は、       注)廃除:相続権の剥奪
1.被相続人への虐待
2.被相続人・直系尊属への脅迫(遺言書の捏造)
3.重大な侮辱
4.著しい非行(殺人等)であり
冤罪の土壌となるのは偏見や権力の横暴が揚げられる。
冤罪から身を守る為には、平素から弁護士と主治医の様な関係を作っておくことも必要な事ですと話されました。

もし間違って捕まった場合は、
① 所持品は取られるので警察に依頼して弁護士を呼んでもらう。この場合警察は拒めない。
② 弁護士会でも個別の弁護士でも良く、起訴されてから無罪になる確率は、何と驚きの0.04%程度との事。
弁護士に依頼する必要がある事はこの数字からも明らかで、どんな場合にもまずは弁護士を呼ぶ。やたらと自白しない、安易にうまい話に乗らない。(ここで自白しておけば検察で有利になる等)自白追及に乗せられない。等
現在先生は、弁護士活動をしており秘守義務があり事件名こそ出ませんが、実話に基づいて話される内容は説得力があります。
又、時折混ぜ込むユーモアも楽しく時間を忘れて聴講致しました。

◆【第二部】 15時10分~15時50分 『質疑応答』

第一部の講演での質疑応答で、参加者の抱いている疑問などについて1点1点事例を交えながら、回答して頂きました。

特に冤罪をなくす工夫については、
1.証拠の出所を確かめる。・・防犯カメラは何処にもあり警察はどこからでも映像を
手に入れることが出来る。(位置状況の確認が出来る)

2.自白は控える。・・裁判では「自白調書」偏重ではなく直に被告を呼んで、聴取する「口頭主義」、証人を呼んで直接聞く「直接主義」が取られている。

3.判断基準は「疑わしきは罰せず」・・と理解しておく。と話されました。
又、先生は法育にも力点を置いて活動されており、私たちは如何に生きるかという
とてつもない大きな課題にも、受動的態度から能動的に市民参加が必要であると
凛として話されました。

◆【第三部】 16時00分~16時50分 情報交換会 : 『船山ミニゼミ』

相続でのトラブルや事件・事故等先生が弁護士として経験された事例と会員の個別問題;相続放棄、不在地主の扱い、詐欺罪の成立要件、痴漢と間違われた場合の対処方法等。
今回は人数も適切な数で質疑と応答の内容が非情に濃く、納得のいく情報交換会が出来ました。

◆懇親会 17時~

今回ゲートシティプラザ2階の居酒屋「日本海庄屋」で行いました。
気さくな人柄の船山先生を囲んで総勢11名、鉄道の話が出るや、法曹界の話が出るや、賑やかで盛り上がった懇親会となりました。
報告 : №1963 小西隆司

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