1.花火爆竹の製造販売禁止と安全点検
2.米大使館近くの爆弾放置事件を受け厳戒レベル3発令
3.セブ市今年最大の大火で3000人焼け出される
4.明日5日から火災現場の再ブロック協議Duljo-Fatima
5.セブ市長選挙の投票用紙の再点検命令が出る
6.ボホール・セブ橋のフィージビリテイ・スタデイ
7. 焼け跡の再ブロックDuljo Fatima代表者達が合意
8.日本人が金の延べ棒の詐欺被害
9.現政権が関与した超法規的殺人はない~上院委合同調査報告
10.国立病院VSMMCに130ベッドの新病棟
11.セブ市立病院が1千万ペソ相当の医療器具の贈呈を受ける
12.セブ市の9歳児対象にデング熱ワクチン
13.グアダルーペ川の悪臭に関し刑務所を調査
14.グアダルーペ川の悪臭は両刑務所に責任がある可能性
15.ハイブリッド連結バスを走行させるルートがない
16.控訴裁判所がイナヤワン・ゴミ埋立処分場の閉鎖命令を出す
17.ゴミを臨時に南海岸道路埋立地に運ぶ
18.南海岸道路埋立地へのゴミ投棄は違法
19.クリスマスは雨若しくは暴風雨の予報
20.両刑務所が排泄物をクリークに流している
21.南海岸道路埋立地へのゴミ投棄の停止命令
22.232人が食中毒~クリスマス謝恩パーティ
23.昨日22日台風26号発生~嵐のクリスマスのおそれ
24.ゴミ処分の緊急措置案が市議会通過
25.爆竹と花火を離して陳列せよ
26.台風26号ビコール地方カタンドゥアネス州 に上陸
27.クリスマス祝砲流れ弾と爆竹・花火による死者なし
28.南海岸道路埋立地の臨時ゴミ中継基地からのゴミ搬出始まる
29.デング熱対前年87%増加、死者は約3倍
30.レイテ島の爆発事件を受けセブ厳戒態勢
31.6人の日本人が5千万ペソの建物土地詐欺被害

12月のセブ

1.花火爆竹の製造販売禁止と安全点検
ルソン地方ブラカン州( Bulacan、マニラ湾に面す)における相次ぐ花火及び爆竹の製造場と販売店の爆発事故を受け、10月24日労働雇用省は全国的に花火と爆竹の製造及び販売を禁止する命令を発するとともに、同省の各地方組織にそれぞれの職場が労働衛生基準及び労働基準法を遵守しているかどうか調査点検せよと指示した( the Department of Labor and Employment (DOLE) on Thursday issued a Work Stoppage Order to all establishments engaged in the manufacture and sale of pyrotechnics and firecrackers nationwide。 to assess compliance with the occupational safety and health standards and general labor standards)。

(注)花火爆竹の爆発事故~ルソン地方ブラカン州の花火爆竹の製造場や販売店で相次ぎ爆発事故が発生し合計死者5人負傷者30人に上った。

この花火と爆竹の製造及び販売の禁止命令に接し大きな衝撃を受けたのがラプラプ市のバランガイ・ババッグ( Barangay Babag, Lapu-Lapu City、オールド・ブリッジを渡り直ぐ右折し直進したところ、コルドバ町の北隣)。

このバランガイは人口の40%に当たる9600人が花火と爆竹の製造及び販売で生計を立てている(人口24,000人)。

セントラル・ビサヤ労働雇用局は、警察消防等と連携しババッグ・スポーツセンターに事業者を集め集合指導をしたり(10月29日火曜)、個別事業所の点検を行っている。

同局は、管内の事業者の法令遵守が確認できたらベリヨ労働雇用大臣( Silvestre H. BELLO III)に製造及び販売の禁止命令を解除するよう申請すると言う( we will recommend the lifting of the stoppage order)。

この場合の禁止命令の解除は地域毎で、セントラル・ビサヤの事業者対象の解除となる。

(参考)バランガイ・ババッグ~花火と爆竹の製造及び販売の事業体が250もあり、花火と爆竹のバランガイと言っていい。

面白いことに、バランガイ内の10地域の地域名が全て花火と爆竹の名前になっている( In 2003, the barangay officials named the 10 puroks in Babag after the products that they had been producing over the past years.These are Puroks Super Sunlight, Five Star, Rambo, Judas Belt, Shooting Star, Beauty in the Sky, Thunder, Butterfly 1, Butterfly 2 and Bombshell)。

以前の5地域を10地域に再編し地域名を付けたとのこと(Barangay officials passed an ordinance to divide the five puroks to 10 puroks and rename these after the firecrackers.The five sitios before were Babag 1, Babag 2, Naga, Radar and Tipolo)。

(注)sitio~sub-village。purok~sector 、 zone。

(12月1日)

2.米大使館近くの爆弾放置事件を受け厳戒レベル3発令
11月28日月曜のマニラ市の米大使館近くの爆弾放置事件を受け昨日1日木曜国家警察は、フィリピン全土に”テロ厳戒レベル3”を発令した(The Philippine National Police (PNP) has raised terror alert “level three” all over the country following the foiled bomb attack near the US Embassy on Roxas Boulevard)。

レベル3は、これから短期間でテロ攻撃が発生する可能性が強い、ということ(Threat Level 3 " a terrorist attack is a strong possibility within a short period of time.”)。

全警官は休暇が許可されない( all police officers are not allowed to take a leave of absence)。

セブ市でも道路、陸上交通ターミナル、空港、港、公共場所の警備が強化され、車の検問所も復活となる(checkpoints around the country will be restored)。

(注1)米大使館近くの爆弾放置事件~11月28日月曜マニラの米大使館から150メートル付近で簡易爆発物が発見され、警察が処理した。

国家警察は容疑者の男2人を逮捕したが、容疑者はミンダナオ地方を拠点とする過激派組織、アンサル・カリファ・フィリピン( Ansar al-Khilafah in the Philippines、AKP)の構成員。

同組織はイスラム過激派マウテ・グループ(Maute group)と関係があり、過激派組織イスラム国(Islamic State (ISIS))を支持している。

容疑者は犯行の動機について、南ラナオ州ブティグ町(Butig, Lanao del Sur、ミンダナオ島西部、イスラム教徒ミンダナオ自治地域に属する州)で国軍と交戦中のマウテ・グループを援護するために爆弾テロを計画し、国軍の勢力を戦闘地から分散させることを狙ったと供述している。

また過激派組織イスラム国に存在を誇示し、油田をおさえているイスラム国から資金協力を引き出そうとしたという。

容疑者は、検問所で発見されないよう枕に隠して爆弾をミンダナオ地方から首都圏マニラ市の現場まで乗用車で運んだらしい( The bomb was transported using the Revo vehicle from Mindanao. To avoid detection at security checkpoints, the suspects covered the explosive with pillows)。

警察は南ラナオ州マラウィ市(Marawi、 Lanao del Surの州都)に逃亡したとみられる残り3人の共犯者の行方を追っている。

(注2)南ラナオ州ブティグ町での国軍とマウテ・グループの交戦~50人から100人とみられるマウテ・グループが南ラナオ州ブティグ町の旧町役場を占拠し、国軍との戦闘が続いており、29日までに死者49人負傷者21人が出ている。

マウテ・グループの中にはロケット推進擲弾(rocket propelled grenades)を持っているものもいる。

国軍は陸と空から攻撃している(two light attack aircraft conducted an air strike to support the engaged troops)。

また、マラウィ市で11月29日ドゥテルテ大統領の警護チームの車列を狙ったとみられる爆発があり、メンバー9人が負傷したが、これもマウテ・グループの犯行だった可能性があるとのこと。

負傷者のうち1人は重体。

チームは50人編成で、30日に予定されるドゥテルテ大統領の訪問に備え、先遣隊として同市へ派遣されていた。

(12月2日)

3.セブ市今年最大の大火で3000人焼け出される
一昨日1日木曜夜バランガイDuljo Fatima(南海岸道路埋立地のあるバランガイ Mambalingの北東隣、海に面す)において失火、7時間燃え続け約3000人が焼け出された。

1日木曜夜11時14分失火、残り火が無くなったのは昨日2日朝6時25分。

失火原因は放置したロウソクとのこと。

セブ市の第1次報告(昨日2日午後3時)によると、焼け出されたのは602家族、2,722人(消失家屋531)で、この数字は更に増加するだろうとのこと。

現場は人口密集地域で、軽資材の家屋が多く火の回りが早く、路地は1人しか通れないところが多かったので消防活動が難航した。

消防車の駐車場所から消防ホースを200メートルつなぐ必要があったと言う(the fire site was more or less 200 meters away from the main road where the firetrucks were parked, and they needed to connect the hoses for them to able to reach the scene)。

その上、銃を上に向かって乱射するという消防活動を妨害する不埒者も出現した( they were baffled by one man who fired his gun during the emergency。 what the unidentified gunman did was dangerous to the fire volunteers and other civilians around)。

消防士2人が火傷の負傷を負った。

被災者は、San Nicolas Elementary School、the Duljo Fatima Sports Complexに避難。

焼け出された不法占拠民には、市が焼け跡を道路幅拡張等で再ブロック化したらもう家を建てられなくなるのでは、と心配している人が多い。

バランガイ保健所は 抗破傷風の薬剤の追加が必要とのこと。

約50人が火から逃れるため汚い海に飛び込みガラスの破片などで負傷している人がいる( The barangay health center also needs additional anti-tetanus shots after more or less 50 residents from Bohol Village jumped into the dirty seawater in their haste to get away from the fire。 Broken glass shards and sharp objects cut their legs and feet)。

(12月3日)

4.明日5日から火災現場の再ブロック協議Duljo-Fatima
明日5日月曜からセブ市は、バランガイDuljo-Fatimaの焼け跡の瓦礫整理を行うと共に、道路幅を拡張する等の再ブロックについての協議を開始する(被災602 families, or 2,722 individuals)。

まず、 バランガイ・キャプテンや焼けた6sitio(バランガイ内の小地域)のリーダー達と協議。

市は、容易に消防車がアクセスできる6.5メーター幅の道路を8本新設する計画をもっている(to establish eight 6.5-meter-wide roads so that responders have access roads in case of emergencies)。

被災者はSan Nicolas Elementary School等に避難しているが、学校の再開を早期に行う必要があるので、後片付けや再ブロックの決定を急ぐ必要がある。

セブ市は、1週間後には被災者が焼け跡に戻れるように作業を急ぎたいとのこと。

また、被災者への経済援助の実施の前に被災者数を確認する必要もある。

他地域の者が被災者に紛れ込んで経済援助を受け取ろうとする事例があるらしい。

被災者への経済援助は水曜の見込み。

一方、今年3月のマンダウエ市の大火( Barangays Guizo and Mantuyong)で焼け出された被災者はセブ国際会議センター( Cebu International Convention Center)の敷地に避難しているが(More than 2,300 families or some 11,000 individualsが避難)、こちらは再ブロック等がようやく終了し来年1月に焼け跡に戻り家屋再建が可能な見込みとのこと。

再ブロック反対運動の存在や洪水防止のための排水溝工事の資材調達遅れ等のため焼け跡復帰日程が大幅に遅れたらしい( backfilling materials are what caused the delay in the rehabilitation works)。

なお、マンダウエ市は再ブロックに当たり市所有の土地 1.9ヘクタールの土地を被災者用に寄付している(The City Government donated a 1.9 hectare lot)。

(12月4日)

5.セブ市長選挙の投票用紙の再点検命令が出る
今年5月9日のセブ市長選挙でオスメーニャ現市長に敗れたラマ前市長の陣営が選挙結果に異議を申し立て票の再審査を要求していたが、選挙管理委員会は異議を認め投票用紙の再点検が行われることとなった( an order dated Nov. 11 but received by Rama’s lawyer only last December 1)。

20%の票を手作業で審査し集計することとなるが( manual ballot count of votes)、前ラマ市長への票が現オスメーニャ市長への票を上回った場合だけ審査が継続される(The election protest proceedings will only continue if Rama will be able to recover at least 20 percent of Osmeña’s overall vote lead)。

選挙後の5月20日にラマ前市長は、選挙前の8回の世論調査で常に自分が勝っていたのだから選挙結果は”おかしい”と異議を申し立て、42人のバランガイ・キャプテンがこれを支持していた。

(注)選挙得票数~Osmeña earned a total of 267,222 votes compared to Mike’s 233,186 votes。a margin of 34,036 votes.

前ラマ市長の異議申し立てに対し現オスメーニャ市長は申し立てを却下するように求めていた。

選挙管理委員会は次のように述べている。

両陣営共にその申し立てで

(1) 投票用紙読取機で機能不全があった(malfunctioning of the Vote Counting Machines ("VCMs’'))

(2)有効票が投票用紙読取機では得票に算入されていない(valid votes were not counted by the VCMs)

(3) 代理不正投票があった(Substituted Voting)

(4) 大規模な票の買収があった(Massive vote-baying)

と同じような主張をしているが、選挙不正や機能不全などの申し立ての重大性に鑑みて審査し直すことを命じるとしている。

また、選挙管理委員会は、再審査は投票用紙読取機の信頼性に関し良い結果を示すだろうともしている。

(12月5日)

6.ボホール・セブ橋のフィージビリテイ・スタデイ
国家経済開発庁(National Economic and Development Authority (NEDA))が中国提案のボホール・セブ橋建設のフィージビリテイ・スタデイを是認する意向とのこと。

これは一昨日4日日曜ボホール第2区選出のErico Aristotle Aumentado下院議員が、国家経済開発庁Rolando Tungpalan次官との会談後明らかにしたもの。

橋は、橋と土手(causeways)で連なる24キロで、ボホール州Getafe町からセブ州Cordova町までで、いくつもの島を経由する。

経由する島には出入り口を設置する。

フィージビリテイ・スタデイ終了後は、詳細なエンジニアリング・デザインに移る。

橋の建設は官民パートナーシップ(public-private partnership program)で行われ、通行料が徴収される。

(12月6日)

7. 焼け跡の再ブロックDuljo Fatima代表者達が合意
1日木曜夜セブ市バランガイDuljo Fatimaで今年最大の大火があったが、昨日6日火曜焼け跡の6地区(6 sitios)の代表者たちはセブ市提案の道路拡張等の地域再ブロックに合意したとのこと。

市の調査によると、焼けた家屋は471、被災家族は671、被災者は2,752人。

再ブロックに当たっては、12本の6.5メートル幅の道路を設置する(12 roads will be constructed with each measuring 6.5 meters wide)。

焼けた家屋の所有者たちには、ほぼ平等にそれぞれ28~32平米づつ割り当てる( 28 to 32-square-meter home lot allocation)。

平等の原則で割り当てるので、中には土地が狭くなり犠牲を強いられる家族もある(some of the families who used to own bigger lots may have to sacrifice portions of the property since the entire place will be equally divided)。

4軒の家屋で1ブロックとし、ブロック間はそれぞれ0.5メートルづつ引き下がり路地を設置する( four houses will form a block。 they will have to give up at least half a meter of their area to establish a small alley)。

ブロックごとに防火壁を設置する(set up their own firewall to prevent fires from spreading easily in other areas)。

土地はほとんどが市の所有地であったが、中には射殺された麻薬王Jeffrey “Jaguar” Diaz所有などの民有地もある( Although most of the lots in the fire scene are public, there are also titled private lots, including the lot of alleged top drug lord Jeffrey “Jaguar” Diaz)。

民有地の所有者には土地拠出をお願いするとともに、市長に拠出者達に対し補償金を出すよう依頼するという。

射殺された麻薬王Jeffrey “Jaguar” Diaz所有の土地で現在バスケットボールのコートと空地になっているところがあり、そこに道路を通すよう遺族にお願いする。

(12月7日)

8.日本人が金の延べ棒の詐欺被害
2日金曜国家捜査局は、マカテ市のEuro Hotelにおいて Marlene Buenaventura(女性)をおとり捜査により詐欺容疑で逮捕した。

日本人の男性(匿名希望、 a Japanese, who asked not to be named)が金の延べ棒取引にみせかけて5千万円(P22 million、0.44換算)を騙し取られたと訴えたことによる。

女は被害者に1キロの金の延べ棒52本を買うようにもちかけ、延べ棒が実在するという書類を見せ、シンガポールに誘い実物を何本か見せ、シンガポールからマニラへ輸入すると説明し、前金5千万円を支払うよう要求した。

10月29日に被害者が女に前金の最後の支払い330万ペソ(750万円)を渡したら、女は男に金の延べ棒が税関から渡されると述べた。

11月29日女は、330万ペソは税関に没収されたのでもう330万ペソが税関職員への賄賂として必要、と被害者に要求した( in order bribe Bureau of Customs personnel to release the gold bars)。

この段階で被害者は国家捜査局に訴え出て、今月2日のおとり捜査に繋がった。

女は現在詐欺容疑(facing a complaint for estafa)で国家捜査局本庁で留置されている。

国家捜査局によると、女は既に9人の日本人を騙していると言う(She has victimized nine Japanese citizens)。

2本の延べ棒は本物で残りは偽物とのこと(she had two legitimate transactions and the rest is already bogus)。

(12月8日)

9.現政権が関与した超法規的殺人はない~上院委合同調査報告
違法薬物取引容疑者の超法規的殺人( extra-judicial killings or summary killings)を調査する上院合同委員会( Senate committees on justice and human rights, and public order and dangerous drugs)が昨日8日木曜に提出した報告書は、現ドゥテルテ政権が超法規的殺人に関与した証拠はないとした(no proof that the killings in the country were state-sponsored)。

ドゥテルテ大統領がダバオ市長時代に組織したとされている”ダバオ市処刑団( Davao Death Squad、 which was allegedly responsible for the killing of more than 1,000 suspected criminals since 1988)”についても、大統領と関係している証拠はないとした。

また超法規的殺人事件はアロヨ、アキノ両政権でも多発し、ドゥテルテ政権に限ったことではないとしている。

この報告書に対し、セブの人権委員会や教会リーダーは失望落胆を表明した(expressed dismay over the joint report)。

セントラル・ビサヤ人権委員会のLeo Villarino(chief investigator)は、証拠がないということが政府が超法規的殺人に関し潔白であることを証明しているわけではない、と言う(no sufficient evidence to prove that the killings were ordered by the government is not a guarantee that the state is innocent of the series of killings)。

報告書にアロヨ、アキノ両政権でも超法規的殺人事件が多発していたという指摘があるが、それについて次のような数字が示されている。

ドゥテルテ政権時代(今年 from July to October)~4,248 killings(an average of 1,416 deaths a month and 47 killings in a day)。

アキノ政権時代(from 2010 to 2016)~85,878 killings(an average of 14,313 cases per year, 1,193 every month and 40 killings a day)。

アロヨ政権時代(from 2001 to 2009)~91,762 deaths(an average of 10,196 killing a year, 850 a month and 28 every day)。

報告書は一方、大統領のあらゆる発言は政府の政策とうけとられるので、大統領は言葉に気をつけるべきと指摘している(to be more careful with his words as any statements coming from him are considered as government policies)。

また、違法薬物撲滅戦争は法律制度の中で勝利しなければならず、大統領は国民にそれをはっきりと伝え導かなければならないともしている(The war against illegal drugs must be won within the legal system and the President must lead in reminding people of this important message)。

なお、報告書には16上院議員の内11人がサインしたとのこと。

(12月9日)

10.国立病院VSMMCに130ベッドの新病棟
セブ市のヴィセント・ソットー記念病院(Vicente Sotto Memorial Medical Center (VSMMC)、フェンテ・オスメーニャの近く)に130ベッドの4階建ての新病棟が新築追加され、昨日9日金曜落成式が行われた。

来年1月からの開業となる。

このライトブルーにペイントされた病棟は、VSMMC Cebu City North District buildingと呼ばれる。

セブ市北地区の住民のために建てられたものでセブ市北地区の住民に優先権があるが、市の南地区や他の市町や他州の人達も診察や治療を受けることができる(It’s not exclusive for them (north district residents), but they are primarily a priority. Second are those coming from the (city’s) south district and if necessary, patients from Cebu and nearby provinces)。

保健省予算7,910万ペソ(0.435換算で1億8184万円)が投入された。

(セブ北地区選出のDel Ma下院議員の陳情によるVicente Sotto Memorial Medical Centerのアップグレイドらしい)。

Vicente Sotto Memorial Medical Centerは1911年800ベッドの設計で創立。

昨日現在1,245人が入院している。

(病室の他、廊下等にベッドを置いている)

(12月10日)

11.セブ市立病院が1千万ペソ相当の医療器具の贈呈を受ける
昨日10日土曜セブ市立病院( Cebu City Medical Center)がベルギーの慈善家(Patrick Haghedoorenさん, a philanthropist)から1千万ペソ(0.430換算で2300万円)相当の300医療器具類を贈呈されたとのこと(CCMC gets P10M equipment donation)。

この慈善家は自費でわざわざベルギーから器具を運んできた。

(注)主な贈呈医療器具~ 34 electronic beds, 140 packages of medical clothing, 21 electronic blood extraction chairs, 54 fire proof hospital doors, 42 hospital mattresses, 25 bedside meal cabinet, 31 pieces of assorted medical equipment, 10 furniture, and 10 walkers。

市立病院は、現在の病院で早速使うという。

そしてレベル1の病院からレベル2の病院へアップグレードされるのに役立つだろうという( would help upgrade the hospital status from Level 1 to Level 2 facility)。

(注)現在のレベル1の病院~ セブ市立病院の建物は2013年のボホール島を震源とする地震で損壊し取り壊され現在新築工事中、病院は消防局と市交通局の建物(building of the Bureau of Fire Protection and Cebu City Transportation Office building)で医療に当たっている。従来300ベッド収容できたが現在は100ベッド。地震後セブ市立病院は保健省からレベル1の病院に格下げされた。レベル1の病院は応急処置しか出来ない( As Level 1 facility, CCMC is only capable of performing minor surgeries like wound dressing, removal of sutures, suturing of minor injuries, among others)。

現在セブ市立病院は100ベッドを150ベッドに増やし、レベル1の病院からレベル2に格上げするように申請中。

このベルギーの慈善家は今回の寄付が初めてではなく、レイテ島やセブ島の被災地に度々寄付を行っているとのこと。

(12月11日)

12.セブ市の9歳児対象にデング熱ワクチン
保健省は、来年2月からセブ市の9歳児を対象にデング熱ワクチンの接種を始める(THE Department of Health (DOH) will implement the anti-dengue vaccination on all nine-year-olds in Cebu by February 2017)。

ワクチンの量が限られているため9歳児のみへの接種となる(We have limited vaccines, so we have limited target)。

保健省は2015年12月仏製薬大手 サノフィ・パスツール( Sanofi Pasteur)の デング熱ワクチン”デングワクシア( Dengvaxia)”を認可した。

今年4月 Marikina市(16km west of Manila)の公立小学校で600人への接種から始まり、 公立小学校44校の4年生の生徒計14万8431人に対して接種した。

このうち発熱やめまい、頭痛といった副作用が現れた生徒は、全体の0.16%にあたる240人だったという。

フィリピン大学では今後5年間で発症例が24%以上減少すると見ている(A study by the state-run University of the Philippines (UP) said the vaccine could cut the number of dengue cases by more than 24 per cent in five years)。

デングワクシアは、4種類のデング熱ウイルスに効果があるが、適用対象は9~45歳のみで、6カ月おきに3回の接種が必要( three shots at six-month intervals)。

現状では9歳未満、特に2~5歳と、46歳以上の年齢層に関しては、安全性を示す充分なデータが揃っていない。

授乳中、妊娠中の者は接種できない。

デング熱と同じネッタイシマカが媒介するチクングニア熱やジカ熱には効かない。

マニラ日本人会診療所では、 デング熱ワクチン接種を今年3月から始めたという。

デングワクシアの使用に対して反対論、慎重論もある。

Antonio Dans博士は、デングワクシアはデング熱の発症を減らすかもしれないが、抗体依存性感染増強現象で将来に 重症のデング熱が増加する懸念がある、と警告している(Dr Antonio Dans, a professor at UP's College of Medicine, warned that while the vaccine could reduce the number of dengue cases, it could later increase the disease's severity, a phenomenon known as "antibody- dependent enhancement”)。

サノフィのデータでは3年後にこれが起こる可能性がある(Citing Sanofi's own studies, he said this could happen three years after the vaccine's introduction)。

我々は軽症のデング熱ではなく重症のデング熱を恐れる、もしデングワクシアが軽症のデング熱を減らすが重症のデング熱を増加させるなら、デングワクシアを使用すべきでない("The real dengue we are afraid of is severe dengue, not the mild ones. If a vaccine prevents mild disease but causes severe dengue, we shouldn't be using it at all.”)。

(注)抗体依存性感染増強現象antibody- dependent enhancement~過去に感染したのとわずかに異なるウイルスに出合うと、体の免疫機能がうまく対処できなくなる現象。

(注)軽症のデング熱、重症のデング熱~デングウイルス感染では、デング熱とデング出血熱という2つの異なる病型を示す。

デング熱は比較的軽症で1週間以内に回復し予後はよい。

一方、デング出血熱は、血管から血漿が漏出し、腹水・胸水の貯留を来たす。単に重症度が異なるのではなく、発症機序が異なる。

また、デングウイルスには1型~4型の4つの型がある。ある一つの型に感染し回復すれば、その型に対しては、はしかやおたふく風邪と同じように終生免疫が得られる。

しかし、他の型のデングウイルスに対して感染防御に役に立たない。

したがって、他の型のデングウイルスに暴露された場合は感染が成立し、これを2次感染と呼ぶ。

興味深いことに、初感染のほとんどがデング熱の病態を呈するのに対し、デング出血熱は2次感染時に発生する。

2次感染でデング出血熱が多発する原因として、デングウイルス2次感染において抗体依存性感染増強現象(antibody-dependent enhancement, ADE)がその主因であるとの仮説がある。

(12月12日)

13.グアダルーペ川の悪臭に関し刑務所を調査
セントラル・ビサヤ環境管理局(Environmental Management Bureau-7)は、セブ市バランガイ・グアダルーペ(州庁者の西方向)の住民からよせられているグアダルーペ川から発する悪臭(Guadalupe River stench)について調査している。

この悪臭は聖母グアダルーペ(Our Lady of Guadalupe)が安置されている洞窟まで達しており、訪問した信者やロウソクの売り子が鼻を覆っている。

(注)聖母グアダルーペ(Our Lady of Guadalupe)~ サントニーニョ(幼きイエスキリスト)とともにセブアノに崇められている。メキシコで最も敬愛されている宗教的シンボルで、メキシコでカトリックに改宗したアメリカ大陸原住民族のもとに出現した聖母。

この悪臭については、グアダルーペ川の支流カロナサン・クリーク(tributary stream Kalunasan Creek)から来ており、バランガイ・カロナサンの刑務所が糞便をカロナサン・クリークに流したと疑われている。

刑務所の糞便タンクが満杯でクリークに流したのだろう、との疑い。

両刑務所とも大混雑で、例えばセブ州刑務所は1500人収容の設計のところ昨日現在3012人が入っている。

クリークの50メートル上にはセブ州刑務所とセブ市刑務所(Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center and the Cebu City Jail)があり、どちらも自分のところではなくあちらがやったと主張している。

環境管理局は、昨日12日月曜川から水を採取して分析しているし、本日両刑務所に立ち入り調査を行う。

また、関係者を集め会議を行う予定。

州刑務所は州管理で、市刑務所はセントラル・ビサヤ刑務管理局(Bureau of Jail Management and Penology-7)管理である。

(12月13日)


14.グアダルーペ川の悪臭は両刑務所に責任がある可能性
昨日13日火曜セントラル・ビサヤ環境管理局は、セブ市バランガイ・グアダルーペの住民からよせられているグアダルーペ川から発する悪臭について、セブ州刑務所とセブ市刑務所(CPDRC and city jail)の両方ともに悪臭の責任がある可能性がある、とした。

環境管理局の目視観察によれば、両刑務所の廃水処理装置は適切に維持されていないとのこと(They are not properly maintaining their water waste facility)。

環境管理局は両刑務所の廃水とカロナサン・クリーク(Kalunasan Creek)の流水の採取を終えており、これらの分析結果は5日後に得られる。

しかし、同局は両刑務所ともに環境法規に違反している可能性が大であるとしている(there is a big chance that CPDRC and city jail violated environmental laws)。

両刑務所は、カロナサン・クリーク(とその下流のグアダルーペ川)の悪臭は両刑務所に責任があるという見解をともに強く否定している。

グアダルーペ川から発する悪臭は、洞窟に聖母グアダルーペ像のレプリカが安置されているランゴブ聖堂のミサに出席しようとする忠実な信者たちを追い返しているという(The stench had caused the faithful to turn away from attending Mass at the Langub Shrine, which houses a replica of the image of Our Lady of Guadalupe inside a cave, due to the foul odor emanating from the creek)。

(12月14日)

15.ハイブリッド連結バスを走行させるルートがない
昨日14日水曜科学技術省(Department of Science and Technology (DOST))からセブ市交通局にハイブリッド連結バスが届いたが、交通局はこれを走行させるルートが無いと悩んでいる。

このハイブリッド連結バスは5両連結で構成され、40メートルにもなる(is composed of five coaches and is at least 40 meters long)。

交通局はITパークなどのコールセンター職員の通勤手段として活用する予定であったが、ITパークの前の道路Salinas DriveとITパーク内は狭くて通れない。

通れる道路はタリサイ市からセブ市を経由してマンダウエ市に至るセブ南海岸道路(Cebu South Coastal Road (CSCR))だが、5両連結だとUターンする場所がない。

5両連結を2~3両連結にすれば通行可能な道路が増加するであろうが、5両連結でシステムがプログラムされているので連結を少なくするのは難しいとのこと(it’s difficult to do since the vehicle’s system has already been programmed for five coaches)。

連結を少なくするにはプログラムのやり直しが必要(Taking out some of the coaches would entail reprogramming)。

科学技術省から1月に技術者が来て1ヶ月をかけてそれぞれの車両を5両連結に接続する予定なので、2月までに解決策を何か考える必要がある。

ハイブリッド連結バスをセブ南海岸道路を運行させ、セブ南海岸道路とITパーク間を一般バスでつなぐということも考えているらしい。

(12月15日)

16.控訴裁判所がイナヤワン・ゴミ埋立処分場の閉鎖命令を出す
昨日15日木曜控訴裁判所は、カリカサン令状の請求を認め、イナヤワン・ゴミ埋立処分場が完全に浄化されるまで同処分場を永久に閉鎖するようにとの命令を出した(THE Court of Appeals (CA) Special 19th Division granted the writ of kalikasan and ordered the permanent closure of the Inayawan Sanitary landfill until it is fully rehabilitated)。

控訴裁判所は、オスメーニャ・セブ市長に対しイナヤワン・ゴミ埋立処分場へのゴミ投棄を永久に停止するよう命じた(the CA ordered Cebu City Mayor Tomas Osmeña to permanently cease and desist from dumping garbage or solid waste at the Inayawan landfill)。

同市長にイナヤワン・ゴミ埋立処分場の浄化を進めるようにとも命じている(the decision also ordered Osmeña to continue the rehabilitation of the Inayawan landfill)。

また、セブ市が同裁判所の命令を厳格に遵守しているかどうか継続的に監視するよう、環境管理局に命じた(The Environmental Management Bureau (EMB) of the Department of Environment and Natural Resources (DENR) was directed to regularly monitor the Cebu City Government’s strict compliance with the CA’s judgment)。

同市が命令を遵守していない場合は、刑事、民事、行政訴訟等を起こせとしている。

また、環境管理局は、イナヤワン・ゴミ埋立処分場が浄化され環境天然資源省の定める環境管理基準に達するまで市の法遵守状況についての月報を同裁判所に提出するよう命じられた(The EMB-DENR is also ordered to submit to the CA a monthly progress report on the City Government’s compliance until such time that the rehabilitation of Inayawan landfill is complete and sufficient according to the agency’s standards)。

この命令は、セブ市会議員Joel Garganeraが9月23日控訴裁判所にカリカサン令状を出すよう求めて訴えていたのを認めたもの。

(注)カリカサン令状(Writ of Kalikasan)~環境訴訟手続規則(RULES OF PROCEDURE FOR ENVIRONMENTAL CASES)に規定があり、同規則は裁判所に対し、複数の都市または州の 住民の生命・健康・財産を脅かす不法行為(環境破壊を含む)によって、バランスのとれた健全 な生態系を享受する憲法上の権利が侵された又は侵される恐れのある者のために”カリカサン (自然の意)令状”によって救済する権限を付与している(財団法人地球環境戦略研究機関の”2010 年アジアの環境重大ニュース”78ページより)。

(12月16日)

17.ゴミを臨時に南海岸道路埋立地に運ぶ
15日木曜の控訴裁判所のイナヤワン・ゴミ埋立処分場の閉鎖命令を受け、セブ市はゴミを本日17日土曜から臨時に南海岸道路埋立地(South Road Properties (SRP))に運ぶという。

南海岸道路埋立地にある市の公共サービス局(Department of Public Services (DPS))のビルの裏の1ヘクタールの空き地を本日から3日程度の期間臨時ゴミ中継基地(temporary waste transfer station)として使う。

そこが満杯になったら多分20日火曜から、もっと広い南海岸道路埋立地のフィルインベストとSMシーサイドの間の空き地を使うそうだ(between Filinvest (City di Mare) and SM Seaside)。

現在は予算がないので出来ないが、来年1月以降ゴミ運搬引き取り業者の入札を行う(the SRP would be used as a temporary dumping area until January next year when they would be able to conduct a bidding to hire private service providers to haul the garbage at the transfer station to a different landfill)。

(12月17日)

18.南海岸道路埋立地へのゴミ投棄は違法
セブ市はゴミを昨日17日土曜から南海岸道路埋立地(South Road Properties (SRP))の一部を臨時ゴミ中継基地(temporary waste transfer station)として使うことにしたが、これは違法とのこと。

違法であることは、セントラル・ビサヤ環境天然資源局長も前セントラル・ビサヤ地方裁判所長も指摘している(Department of Environment and Natural Resources in Central Visayas (DENR-7) Director Emma Melana)(Simeon Dumdum Jr. , former presiding judge of the Regional Trial Court Branch 7 in Cebu City)。

環境適合的固形廃棄物管理法は固形廃棄物の露天投棄を禁じている(Section 37 of Republic Act (RA) 9003 or the Ecological Solid Waste Management Act of 2000 which prohibits open dumps for solid waste)。

控訴裁判所にカリカサン令状を出すよう訴えていて認められたセブ市会議員Joel Garganeraは、今度はオスメーニャ・セブ市長を行政監察院(オンブズマン・ビサヤ)に訴えるとしている(he would proceed with filing a case against Cebu City Mayor Tomas Osmeña before the Office of the Ombudsman-Visayas if the latter will still insist on dumping the waste at SRP)。

(注)行政監察院は院長(オンブズマン=行政監察官)と補佐官5人で構成されており、補佐官の1人がビサヤ地方担当。

”1週間以内に投棄を止めなければ、訴える(If he will not stop probably within the week ,I’ll file a case)”と言う。

今でも南海岸道路埋立地の商業施設でコーヒーを飲んでいるとイナヤワン・ゴミ埋立処分場からの悪臭と蝿に悩まされるのに今後はもっと酷くなるのか、南海岸道路埋立地の地価が下がる、等々の批判が湧き上がっている。

(注)セブ市の臨時ゴミ中継基地設置計画~南海岸道路埋立地にある市の公共サービス局(Department of Public Services (DPS))のビルの裏の1ヘクタールの空き地を3日程度の期間臨時ゴミ中継基地(temporary waste transfer station)として使い、その後20日火曜から南海岸道路埋立地のフィルインベストとSMシーサイドの間の空き地を使う(between Filinvest (upscale condominium enclave City di Mare of Filinvest Land、高所得者向けコンドミニアム) and SM Seaside(大規模モール)。

(12月18日)

19.クリスマスは雨若しくは暴風雨の予報
マクタン気象台は、今週セブ及び他のビサヤ地方は雨や暴風雨の可能性があるとしている(RAINS and a possible storm threaten Cebu and other areas in the Visayas this week)。

シベリアからやってくる北東の季節風(アミハン)が雨や冷たい風をもたらす(The northeast monsoon or the Amihan winds will bring rainfall and cold winds from Siberia)。

また現在フィリピンの東海上に発達中の低気圧域があり、これが熱帯サイクロンに発達する可能性があるという(There is a developing low pressure area (LPA) now. It’s possible that it will develop into tropical cyclone)。

熱帯サイクロン(tropical cyclone)に発達しフィリピン観測責任領域に入れば、Ninaと命名される(Once it becomes tropical cyclone and enters the Philippine Area of Responsibility (PAR), it will be named Nina)。

北東の季節風(アミハン)は熱帯サイクロンが北上するのを抑えるように働くので(Amihan pulls the tropical cyclones downward)、12月にフィリピンに来る熱帯サイクロンは南ルソンから北ミンダナオの間(この中間がビサヤ地方)を通過することが多い。

(11月以前のフィリピンに来る熱帯サイクロンはルソン島の北部から南部の間を通過することが多い。)

(12月19日)

20.両刑務所が排泄物をクリークに流している
聖母グアダルーペ像のレプリカが安置されているランゴブ聖堂から寄せられている悪臭に対する苦情について、昨日19日月曜セントラル・ビサヤ環境管理局は、バランガイ・カロナサンのセブ州刑務所とセブ市刑務所の両方共に排泄物をカロナサン・クリークに流しているのが原因であると発表した(TWO prison facilities in Barangay Kalunasan, Cebu City that were blamed for the foul odor from the Langub Shrine are disposing of their waste in the river, an official of the Environmental Management Bureau (EMB) 7 said yesterday)。

これは暫定的調査結果(preliminary findings)で本日20日火曜正式な分析結果が出るので、これを待って両刑務所から人を呼び会議を開催するとのこと(to summon officials of both jails to a technical conference)。

両刑務所とも環境適合証の交付を受けているので、どの条件に違反しているか調査されることとなる(since both facilities have been issued with environmental compliance certificates (ECC), he plans to assess whether they violated any of their conditions)。

バランガイ・グアダルーペの住民は、約1ヶ月前より悪臭の原因は両刑務所が浄化槽の糞便をクリークに流しているからだと訴えていた(Residents blamed the two facilities uphill for the stench, which reportedly came from human waste being deposited in unmanaged septic tanks)。

(注)環境適合証(Environmental Compliance Certificate: ECC)~ 公社を 含めた全ての政府機関、民間団体、企業は環境に影響を与える一定の活動、プロジェクト、 事業を実施するにあたり、事前にその影響を調査し、環境適合証(Environmental Compliance Certificate: ECC)を取得することが義務付けられている。ECC を取得できない場合は、事業を実施することができない(フィリピン環境政策(Philippine Environmental Policy) (大統領令 1151 号))。

(12月20日)

21.南海岸道路埋立地へのゴミ投棄の停止命令
セブ市は、セントラル・ビサヤ環境管理局から南海岸道路埋立地への違法なゴミ投棄の停止命令を受けたが、投棄の停止はすぐに実現しそうにない(The Cebu City government has been ordered by the Environmental and Management Bureau in Central Visayas (EMB-7) to stop the “illegal dumping” of garbage at the South Road Properties (SRP), but it is not going to happen anytime soon)。

昨日20日火曜オスメーニャセブ市長は停止命令を受けた直後、停止命令には従わない、と述べた(Immediately after the cease and desist order (CDO) was issued yesterday by EMB-7 Director William Cuñado, Cebu City Mayor Tomas Osmeña, to whom the order was addressed, said he will disobey the CDO)。

控訴裁判所がイナヤワン・ゴミ埋立処分場の閉鎖命令を出したのでもはやイナヤワンへ運べないし、前市長時代のコンソラシオン町の民間埋め立てゴミ処理地は入札無しだったから違法でそこへも運べないので、南海岸道路埋立地が残された唯一の選択肢なのだ、と市長は言う(The mayor said dumping the garbage on SRP was the only choice left to him since the garbage could no longer be brought to the Inayawan landfill, which was ordered closed by the Court of Appeals, or could it be transported to the private landfill in Consolacion, as its hauling deal with City Hall under the previous administration was done without bidding and was thus illegal)。

市は2つの違法手段のどちらかを選べと強いられているのだ、一つが契約に対する入札無しで民間埋め立てゴミ処理地を利用するということだがこれは汚職である、もう一つは控訴裁判所の命令を無視してイナヤワンを利用することだ、と言う(The city will be forced to choose between two illegal acts. One is to avail of services of a private landfill without bidding our contract, that is graft. The other alternative is to utilize the Inayawan landfill in defiance of the court order)。

環境管理局が南海岸道路埋立地へのゴミ投棄を違法としているのは、環境適合的固形廃棄物管理法が固形廃棄物の露天投棄を禁じているからである(Section 37 of Republic Act (RA) 9003 or the Ecological Solid Waste Management Act of 2000 which prohibits open dumps for solid waste)。

市は環境適合証の交付を受けずに中継基地と称して運営を行っているが、これも違法としている( City Hall operated the “transfer station” without an environmental compliance certificate (ECC))。

また、市は南海岸道路埋立地を臨時ゴミ中継基地(temporary waste transfer station)と主張しているが、中継基地ならば24時間以内に他へ運ばなければならず、既に3日間もゴミを放置してあるのでゴミ中継基地とは認められないとのこと( We can’t even consider it as a transfer station because based on the law, a transfer station can only keep garbage for 24 hours)。

セントラル・ビサヤ環境管理局長は23日金曜に市長等を呼び会議を開催するとのこと(He summoned Mayor Osmeña and other local officials to a technical conference on Friday)。

なお、低気圧域が23日金曜にフィリピン観測責任領域に入って来そうであるが、これが熱帯サイクロンに発達する見込みという( the LPA, which is forecasted to enter PAR on Dec. 23, Friday, will develop into a tropical cyclone)。

(注)環境適合証(Environmental Compliance Certificate: ECC)~ 公社を 含めた全ての政府機関、民間団体、企業は環境に影響を与える一定の活動、プロジェクト、 事業を実施するにあたり、事前にその影響を調査し、環境適合証(Environmental Compliance Certificate: ECC)を取得することが義務付けられている。ECC を取得できない場合は、事業を実施することができない(フィリピン環境政策(Philippine Environmental Policy) (大統領令 1151 号))。

(12月21日)

22.232人が食中毒~クリスマス謝恩パーティ
20日火曜夜セブ市バランガイ・シラオ(セブ市北部、山間部、コンソラシオン町の西方向)で少なくとも232人が食中毒になり治療を受けたという(At least 232 residents in Barangay Sirao received treatment from health personnel after they complained of stomach ache, vomiting and diarrhea)。

原因は”シラオ・ガーデン小アムステルダム”のオーナー夫妻が地元住民のために催したクリスマス謝恩パーティのランチ・ボックスと見られている(after eating the packed lunch served in a Christmas and Thanksgiving party organized by the owners of the famous Sirao Garden Little Amsterdam)。

(注)シラオ・ガーデン小アムステルダム(Sirao Garden Little Amsterdam)~多くの花畑がある、オランダの風車を模した風車などもある、 JY Square in Lahugから17キロ登っていく。

ランチ・ボックスはセブ市V. Rama Ave.の店からの仕出しというが今のところ店名は分かっていない(ランチ・ボックスは研究機関で分析中)。

ご飯、スパゲテイ、鶏肉の入った300~400個のランチ・ボックスが地元住民に配布された(There were 300 to 400 packed lunches consisting of rice, spaghetti and chicken that were distributed to the residents)。

20日火曜夜10時頃からゴバ地域医療病院(Guba Community Hospital 、25-bed hospital)へ患者が集まりだした。

(注)バランガイGubaはバランガイ・シラオの北東隣。

昨日21日水曜午後の状況

197人がゴバ地域医療病院へ入院、内16人は脱水症状が酷いのでセブ市街の病院へ転院(197 patients were admitted to the Guba Community Hospital 16 of whom were referred and admitted to Cebu City Medical Center (CCMC) and other private hospitals in Cebu City due to severe dehydration)。

病院へ行けない患者35人を自宅で治療(35 others were given treatment at home by personnel from CCMC and the City Health Department (CHD))。

昨日21日水曜夜8時にはGuba Community Hospitalへの入院患者111人が退院。

殆どの患者は脱水症状のため静脈注射が必要だが、ベッド不足のため多くが座って自分で静脈注射の液体を持っていたという(When Cebu Daily News visited the community hospital yesterday morning, most of the patients were just sitting on chairs and holding their own intravenous fluids (IV fluids))。

ベッドは2人づつで使用。

患者は、ランチ・ボックスが仕出しと知っているので、”シラオ・ガーデン小アムステルダム”のオーナー夫妻を恨んではいないし、その慈善心、善行に感謝しているという。

(12月22日)

23.昨日22日台風26号発生~嵐のクリスマスのおそれ
日本の気象庁発表によると、昨日22日日本時間午前3時に台風26号(国際名NOCK-TEN)がカロリン諸島で発生した。

昨日22日木曜午後6時には北ミンダナオの東1,320キロの海上にあったが、昨日深夜又は本日23日金曜早朝フィリピン観測責任領域に入りフィリピン名tropical storm Ninaと命名されたと推定される。

進路予想の中心線は、明後日25日日曜夜南ルソンのビコル地方上陸となっている。

ということで、セブ島北部は進路に近いので暴風雨警報が発せられる嵐のクリスマソとなる可能性がある(Northern Cebu will need to brace for a Christmas Day stormy weather as a public warning signal might be raised over the area, including Camotes Islands)。

明日24日土曜にはビコル地方や東ビサヤ地方で土砂崩れのおそれがある、とマクタン気象台は言う(“Nina is expected to take its landfall on Saturday (December 24), either in Bicol or Eastern Visayas region,” )。

過去のデータからすると進路が南寄りに変化しセブ島北部や中心を直撃ということもありうるが、その可能性は低いという( “It is still possible that it will change direction towards northern or central Cebu based on historical data but the chance is low)。

災害対策本部は、帰省や旅行をする人は気象情報に注意しスケジュールを早めた方が良い、とアドバイスしている。

(12月23日)

24.ゴミ処分の緊急措置案が市議会通過
昨日23日金曜セブ市議会( special session)は、正規のゴミ処分場へ市のゴミを運搬する業者と緊急に契約を締結する権限をオスメーニャセブ市長に与えた(The Cebu City Council has voted to authorize Mayor Tomas Osmeña to enter into a contract for the emergency procurement of service providers to haul the city's garbage to authorized landfills)。

これで市は920万ペソ(0.422換算で2180万円)の予算をゴミ運搬と処分に使用することができる。

1日500トンのゴミが出るので、1月第2週までのゴミ処理が可能と見積もられている。

しかし、正規のゴミ処分場はまだ見つかっていないので問題は残っている(As to where these landfills are, that question still remains)。

市会議員の賛否はは7:7で、議長が賛成に回り8:7の可決であった。

市議会は反市長派が多数派であるが、反市長派2人が欠席(おそらくクリスマス関連の所要)したこともあり可決された。

(12月24日)

25.爆竹と花火を離して陳列せよ
一昨日23日金曜セントラル・ビサヤ管区警察局長は南海岸道路埋立地を視察し、爆竹と花火の販売人に”爆竹と花火を離して陳列せよ”と申し渡した(Taliño tells SRP vendors to display firecrackers, pyrotechnics separately)。

この新たな規則に従わない場合は商品を没収される(vendors should comply with the new requirement set by the police or else their merchandise will be confiscated)。

この新たな規則は22日木曜国家警察本庁からセントラル・ビサヤ管区警察局へもたらされたばかりという。

爆竹と花火を使ったクリスマスと新年の馬鹿騒ぎで毎年多くの死傷者が発生しているので爆竹と花火に対する規制は年々強化されている。

特に今年は、 ルソン地方ブラカン州( Bulacan、マニラ湾に面す)における相次ぐ花火及び爆竹の製造場と販売店の爆発事故を受け、11月24日労働雇用省は全国的に花火と爆竹の製造及び販売を禁止する命令を出した( On the 24th of November, the labor department issued a WSO( work stoppage order) to all establishments engaged in the manufacture and sale of pyrotechnics and firecrackers nationwide)。

セントラルビサヤの場合、 それぞれの職場が労働衛生基準及び労働基準法を遵守しているかどうかの調査点検の後、今月16日に製造販売禁止命令が解除された( Department of Labor and Employment-7 Director Exequiel Sarcauga said the lifting order was received by his office on December 16)。

爆竹と花火の販売に関する主な規制は次のとおり。

セブ市の場合、爆竹と花火の販売は南海岸道路埋立地でしかできない。

期限は今月末まで(They can display at the SRP until December 31, New Year's Eve)。

1屋台は最低1つの消化器( at least one fire extinguisher)を用意する必要がある。

屋台同士は6メートル以上離れる必要がある。

販売許可地域における点火は禁止。

1屋台当たりの最大販売量は、爆竹50キロ、花火500キロ(each vendor is only allowed to sell a maximum of 50 kilograms of firecrackers and 500 kilograms of pyrotechnics)。

現在南海岸道路埋立地には32店が出店しており、セブ市から21店、ラプラプ市から11店とのこと。

(12月25日)

26.台風26号ビコール地方カタンドゥアネス州 に上陸
台風26号(Typhoon Nina 、international name Nock-ten)は昨日25日日曜午後7時頃、ルソン地方南部ビコール地方のカタンドゥアネス州( Catanduanes)に上陸した。

本日26日月曜午前2時ラガイ湾( "NINA" is now traversing Ragay gulf)。

以後南ケソン、ラグナ、バタンガス、カヴィテ(マニラ湾の南に面す)の各州を通過すると見られており、本日26日月曜首都圏に最接近する見込み( It is expected to traverse the provinces of southern Quezon, Laguna, Batangas, and Cavite)。

暴風雨が強い地域から順に警報4~警報1が発令されている。

ビサヤ地方では、一時北サマール州では警報2,レイテ州とバンタヤン島(セブ島北端の西)では警報1が発令された(Northern Samar were placed under Signal No. 2、 Signal No. 1 was up over Leyte and Bantayan Island)。

北サマール州では多くの人々が避難所に避難したという。

(12月26日)

27.クリスマス祝砲流れ弾と爆竹・花火による死者なし
セントラル・ビサヤにおけるクリスマスの祝砲流れ弾による負傷者は3人、爆竹・花火による負傷者は11人とのことで死者は出なかった。

セントラル・ビサヤ管区警察局長は、セントラル・ビサヤにおいては小さい事故はあったものの非常に平和なクリスマスであった、と語った(CHRISTMAS celebrations in Cebu and the rest of the provinces in Central Visayas were very peaceful with minor incidents, according to Police Regional Office (PRO) 7 Director Noli Taliño)。

管区警察への祝砲流れ弾負傷者報告は3人、爆竹・花火による負傷者数報告は4人となっているが、セントラル・ビサヤ保健局の集計では流れ弾と爆竹・花火による負傷者数報告は14人となっている(According to records of the Department of Health 7, 14 injuries were attributed to firecrackers and stray bullets in the region: seven in Cebu City; two in Lapu-Lapu City; two in Mandaue City; one in Bogo City, Cebu; one in Dumaguete, Negros Oriental; and one in Dauis, Bohol)。

昨年の13人より1人増えた。

祝砲流れ弾と爆竹・花火による死者は出なかったが、24~26日までの3日間でセブ市、マンダウエ市、ラパラプ市でそれぞれ1人づつ、 Carmen町(セブ島北部、東海岸)で3人の銃撃殺人事件があった。

セブ市ダウンタウンの質店兼宝石店に強盗が入りキャッシュ・ボックスの約30万ペソ(0.424換算で70万円)が盗まれているのが昨日26日月曜発見された(ALMOST P300,000 cash were taken by the burglars from a pawnshop in downtown Cebu City)。

店は24日土曜午後と25日日曜が休業で、賊は裏の窓の鉄格子をアセチレン・ガスで焼き切って25日に侵入したと見られている。

金庫(vault box)の宝石は無事だった。

多分アセチレン・ガスが不足だったのだろうとのこと。

質店兼宝石店はCebu Gold Pacific Pawnshop and Jewelry (located along Osmeña Boulevard)。

(12月27日)

28.南海岸道路埋立地の臨時ゴミ中継基地からのゴミ搬出始まる
ゴミ処分場へ市のゴミを運搬する暫定的な業者がJomara Konstruct Corp.という会社に決まり、昨日27日火曜に市との間で契約を締結し、ゴミの運搬が開始された。

23日金曜セブ市議会が、920万ペソ(0.422換算で2180万円)の予算を付けてゴミ処分場へ市のゴミを運搬する業者と緊急に契約を締結する権限を オスメーニャ・セブ市長に与えたことを受け、市は入札を行いこの業者に決定した。

業者は、南海岸道路埋立地の臨時ゴミ中継基地のゴミを1トン当たり1375ペソ(3,258円)で、コンポステラ町の民間ゴミ最終処分場へ運搬する(Jomara Konstruct Corp. will haul the collected garbage stored in the temporary transfer station at the South Road Properties (SRP) and bring it to the final disposal site、Jomara will dump the garbage in a private landfill in Compostela)。

1375ペソには、ゴミをトラックに積む重機使用、トラックでの運搬、ゴミ最終処分の代金等すべて含む。

セブ市のゴミは1日約500トンであるから、920万ペソは約13日分となる。

(注)コンポステラ町Compostela~コンポステラ町はセブ市の北25キロだが、南海岸道路埋立地からコンポステラ町の民間ゴミ最終処分場への実距離は35キロ。

(12月28日)

29.デング熱対前年87%増加、死者は約3倍
セントラルビサヤにおけるデング熱患者は24日土曜までで26,670人に達し、死者は238人になった。

患者数は対前年同期比87%増加、死者は約3倍(2015年患者数14,247人、死者82人)。

患者数の多いベスト3は、セブ市(Cebu City with 3,933 cases and 28 deaths)、マンダウエ市(Mandaue City with 1,554 cases and 24 deaths)、ラプラプ市(Lapu-Lapu City with 1,137 cases and 17 deaths)。

その他ベスト10に入っているのは、東ネグロス州ではドマゲッテイ市、バイス市(Dumaguete and Bais in Negros Oriental、両方共ネグロス島南部)。

セブ州の市では、カルカル市、タリサイ市、トレド市(cities of Carcar, Talisay and Toledo)。

セブ州の町では、コンソラシオン町、バランバン町(towns of Consolacion and Balamban)。

患者数が最も多かったピークは年央で、第3四半期、第4四半期は減少傾向にあるという(they noticed a spike in dengue cases during the middle of the year, but slowly going down during the last two quarters of this year)。

年央の大流行と言えば、今年6月29日から7月15日までフィリピンに滞在した新潟県の女性が帰国後7月21日にデング熱で死亡している。

デングウイルス感染による死亡例は2005年に1例確認されており、11年ぶりの日本国内でのデング熱患者の死亡という。

(12月29日)

30.レイテ島の爆発事件を受けセブ厳戒態勢
28日水曜レイテ島のヒロンゴス町(西海岸、Hilongos, Leyte)で34人が負傷する爆弾爆発事件が発生したのを受け、セブ市は厳戒態勢に入った。

これから新年のイベント、シノログ祭り、ミス・ユニバース世界大会水着審査等で国内海外からセブへ客が大勢集まるので、ラベリャ・セブ市長代行は警察等に最大限の警戒態勢を敷くように要請するとともに市民にも怪しいものを見かけたら通報するよう呼びかけている。

(注1)レイテ島のヒロンゴス町の爆弾爆発事件~28日水曜夜9時頃レイテ島のヒロンゴス町の祭りにおけるアマチア・ボクシング大会のリング脇で即席爆弾(improvised explosive devices (IED) )が爆発する事件が発生し、少なくとも34人が負傷した。多くの者が試合開始を待っているところだった。

なお、同じく28日水曜夜 ミンダナオ島コタバト州のアレオサン町(Aleosan town, North Cotabato、州の北西部、マギンダナオ州に近い)の国道で即席爆弾が爆発しトラックに乗っていた7人が負傷する事件が起きている。

(注2)シノログ祭り~2017年1月5日イエスとの行進、ノベナ(9日間)ミサ( Novena Masses at the Basilica Minore Del Santo Niño)が5日~13日、海上行進( fluvial procession)が1月14日土曜、最大の呼び物グランド・パレードは15日日曜。

(注3)ミス・ユニバース世界大会水着審査~2017年1月17日ラプラプ市の ジェイパーク・アイランドリゾート&ウォーターパーク・セブ ( Jpark Island Resort and Waterpark Cebu、旧インペリアルパレス・ウォーターパークリゾート&スパ)にて 2016年ミス・ユニバース世界大会の水着審査(swimsuit presentation of the Miss Universe 2016)が行われる。会場のホテルは設備改善等に100万米ドル以上を使うという( the resort would spend more than $1 million for the improvements of the hotel in time for the hosting of the one-day event)。なお、 最終選考会は1月30日 Pasay市のMall of Asia Arena。

(注4)ラベリャ・セブ市長代行(Acting Cebu City Mayor Edgardo Labella)~ラベリャ氏は副市長。オスメーニャ市長は日本への家族旅行で休暇中。市会議員であるオスメーニャ市長夫人は日本生まれ日本好きで度々日本を訪問する。

(12月30日)

31.6人の日本人が5千万ペソの建物土地詐欺被害
6人の日本人が5千万ペソ(0.423換算で1億1820万円)の建物土地詐欺被害にあったとして9人の日本人と13人のフィリピン人をセブ市検察庁に告訴した(6 Japanese nationals ‘lose’ P50M to ‘fake’ developer。SIX Japanese nationals filed criminal complaints against nine of their countrymen and 13 Filipino nationals at the Cebu City Prosecutors Office)。

被害者たちはボホール州に建物と土地を所有することができるという契約をさせられ、5千万ペソを失ったという。

Ayacca Realty and Development Inc.の一戸建て住宅などは存在しなかったし、外国人はフィリピンの法律で土地所有を禁じられている(No such detached houses were built in the name of Ayacca Realty and Development Inc. and Japanese citizens (cannot own land in the Philippines) as Philippine laws allow only Filipino citizens to own lands)。

原告の弁護士は、4点の被告の違法行為を上げている。

A.組織的詐欺(syndicated estafa or violation of PD 1689)

B.分譲地・コンドミニウム購入者保護法(violation of Subdivision and Condominium Buyers Protective Decree, or PD 957)違反

C.資金洗浄防止法(violation of Anti-money laundering Act, or Presidential Decree (PD) 9160)違反

(注)資金洗浄防止法~違法行為による収益が合法的資金源に由来するものであるかのように見せかけることを禁止。

D.アンチ・ダミー法(violation of Anti-Dummy Law, or PD 108)違反

(注)アンチ・ダミー法~フィリピン国籍を有する者及び内国企業にのみに所有することが認められている権利、特権又は財産を、資格のない外国籍の者又は外国企業に貸与、移転又は譲渡する行為を禁止。これにより利益を得る外国籍の者も責任を問われる。

会社を設立し詐欺の首謀者であるToshihiro Handaは、会社を管理しフィリピン人をダミーとして使ったとされている( He controlled the said corporation and the Filipino citizens acted as dummies)。

被告たちは、共謀してフィリピンのダミー会社としてフィリピン人を使い、フィリピンサイドが60%の所有権を有しており適法であるかのように見せかけたとされている(the respondents conspired with each other in using Filipino citizens as dummies of a Philippine corporation to comply with the legal requirement on a 60 percent Filipino ownership).

原告弁護士は4つの論点について言及している。

第1および第2~被告たちは、住宅・土地利用規制委員会へ登録していないし、販売免許も取得していない( First and second, the respondents are not registered and have license to sell from the Housing and Land Use Regulatory Board (HLURB))。

第3~被告たちは、外国人が土地を所有できるという嘘の契約をした( Third, the respondents made a false promise that foreigners can own land)。

第4~被告たちは、契約にある一戸建てを建築しなかった(Fourth, the respondents didn’t build a single detached house as promised)。

(参考1)原告側を代表する委任状による代理人~ Mamoru Shioya, who lost P5.326 million。 The complainants appointed Shioya as their attorney-in-fact to represent them。

(参考2)日本人被告~Named respondents are Toshihiro Handa, who allegedly is the head and founder of Ayacca, Tomoaki Ichikawa, Musashi Nagashima, Ai Otsuka, Tomoya Tanaka, Ryugo Watanabe, Yutaka Nakamura, Asahiko Yara and Ai Takasaki.

(参考3)フィリピン人被告~Other respondents are Reno Banawa, alleged president, Maricel Ichikawa, Sophia Yara, Lilani Sinahon, Rosemarie de la Peña, Nicanor Cuyos, Felix Quimbo II, Maria Lourdes Alberto, Fritizie Palencia, Gerald Vizcarra, Reynaldo Agudo, Felino Cortes and Cherry Rivera.

(12月31日)


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