1.セブ空港3月に国際線新規4路線
2.本日4月2日オールド・ブリッジ本格補修工事再開
3.セブ市重大犯罪件数で3位
4.来週から電力料金値上げ
5.セブ空港の電力確保は大丈夫
6.暫定措置に逆戻りのタクシー料金
7.ダムと調整池が干上がり水道が出ない
8.水不足で非常事態宣言
9.セブ市長にまた停職命令
10.水不足に淡水化工場を活用
11.水不足対処への協力の輪拡がる
12.被災宣言セブ市
13.セブ市長等への停職命令執行の可否は選挙後に判断
14.今週は停電が多い
15.セブ市石炭発電所計画の公聴会開催
16.日本人が強盗に100万円その他奪われる
17.1万2千人がモールで投票セブ州
18.ボクシングで交通渋滞明日23日土曜午後
19.爆弾脅迫のいたずらDavao-Cebu flight
20.ノニト・ドネアが防衛3ラウンドTKO
21.デング熱昨年の約2倍セブ市
22.セブ州議会がコルドバ町の第3橋ジョイベン契約を承認
23.本日27日州庁舎付近とダウンタウン交通混雑
24.石炭火力発電所を是認せずセブ市議会
25.モールにおける選挙投票中止
26.マンダウエ市の大火跡地の後片付けを妨害

4月のセブ

1.セブ空港3月に国際線新規4路線

先月3月にマクタン・セブ国際空港は新規に国際線4路線が就航した( 4 new international flights in March)。

官民パートナーシップによりマクタン・セブ国際空港を運営管理する GMR Megawide Cebu Airport Corporation (GMCAC)の chief executive adviserは、現在海外からの客の63%は韓国からなので一つの国の顧客に頼ることから脱却し顧客の多様化を図りたいとしている( “This is what we wanted to be able to diversify markets,” Harrison said, stressing that at present, 63 percent of all international tourists are from Korea)。

GMCACは、将来の発展性を睨んで迅速に誘致等に動いているようだ。

3月15日からフィリピン航空(PAL)がロスアンジェルス便(Cebu-Los Angeles and Los Angeles-Cebu flights)を就航させた。

週3便でAirbus 340-300を使用。

3月27日からエバー航空(EVA Air)が台北便(Taipei-Cebu and Cebu-Taipei flights)を就航。

毎日でAirbus 321-200, a 184-seaterを使用。

3月28日から厦門(アモイ)航空(Xiamen Air)が厦門便(Xiamen-Cebu and Cebu-Xiamen flights)を就航。

週3便でBoeing 737-800を使用。

(セブの華僑は厦門(福建省)出身が圧倒的に多い)

3月30日エミレーツ航空(Emirates)がドバイ発着のセブとクラーク2ストップ周遊便( Dubai-Cebu-Clark-Dubai flights)を就航( daily two-stop, circular service in the Philippines, briefly stopping over at Clark from Cebu, before continuing to Dubai)。

毎日で Boeing 777-300ERを使用、428 seats (42 on Business Class and 386 on Economy)。

この便は、最初の2ヶ月間90%の予約が入っているとのこと( for the first two months, bookings from Dubai via Emirates have reached 90 percent)。

(4月1日)

2.本日4月2日オールド・ブリッジ本格補修工事再開

本日4月2日土曜からオールド・ブリッジ(Mandaue-Mactan Bridge、first Mactan bridge)の本格補修工事が再開されるが、交通渋滞緩和策として計画されていたセブ島とマクタン島を結ぶ追加のフェリーは当面運行されない。

これは工事を行うオールド・ブリッジが夜間のみ片側通行となり昼間は両側通行となったことに伴い、多くの乗客が見込めずフェリーの採算面の心配が出てきたため。

(注)夜間のみ片側通行~the first bridge will be open to one-way traffic from Lapu-Lapu City to Mandaue City from 9 p.m. to 6 a.m.。

(注)昼間は両側通行~From 6 a.m. to 9 p.m., the bridge will be open to two-way traffic。

一方、橋の下を通っている水道管の保護強化工事については、橋の工事を請け負っているJegmaが引き受けることとなった(MCWD, after a negotiated bidding, yesterday signed a P5.9-million contract with Jegma for the six-month project)。

当初Jegmaが引き受けを拒否していたが、メトロポリタン・セブ水道区( Metropolitan Cebu Water District (MCWD) )が保護の金属の材質をステンレス鋼から 溶融亜鉛めっき鋼へ変更したこと等により合意にこぎつけた( One of the reasons why Jegma agreed to undertake support repairs was its agreement with MCWD to use hot dipped GI steel for the pipe supports instead of stainless steel)。

工事終了は今年8月29日の予定。

(4月2日)

3.セブ市重大犯罪件数で3位

1日金曜国家警察が過去5年間の全国の犯罪件数を発表したが、セブ市は重大犯罪件数で全国の憲章都市の中で3位という(CEBU City witnessed the third highest number of index crimes, like murder and robbery, among chartered cities in the last five years, according to records the police released last Friday)。

(注)重大犯罪index crimes~人や財産に対する犯罪(殺人、傷害、強盗、窃盗、強姦、自動車泥棒)。

(注)憲章都市chartered cities~Cityと呼ばれている都市で、フィリピンでは143 のChartered Citiesがある(as of September 2012)。Cityには州から独立しているhighly urbanized、independent componentと州に属するcomponent citiesの3区分ある。

(注)重大犯罪件数トップ5~Based on crime volume alone, as reported by the PNP, the top five cities with the most number of index crimes are: Quezon City (65,514), Manila (53,026), Cebu City (38,797), Davao City (37,684) and Cagayan de Oro (31,365)。

この内の殺人件数を人口割に換算すると、10万人あたり93件でセブ市はトップとのこと(Once each city’s population is factored in, it turns out that Cebu City had the highest murder rate among chartered cities from 2010 to 2015, at 93 murders for every 100,000 people)(過去5年間というのであるから2010は2,011の誤りであろう)。

ミンダナオのダバオ市は5年間で1,032件の殺人が発生し件数でトップだが、10万人当たりにすると71件で5位となる(Davao City topped the PNP’s tally for murder, with 1,032 cases in those five years, but appears only fifth on the list of murders per capita, at 71 cases for every 100,000)。

(注)ダバオとセブの人口~In 2010, Davao’s population was 1,449,296, while Cebu City’s was 866,171。

(注)The top five cities in terms of index crimes, per capita, are: Naga City in Bicol (10,801 crimes for every 100,000), Baguio (8,501), Cagayan de Oro (5,209), Iloilo (4,606) and Cebu City (4,479)。

また、セブ市は窃盗の発生件数で2位(Based on crime volume alone, the top five cities with theft cases from 2010 to 2015 were Quezon City (27,838), Cebu City (22,513), Manila (21,861), Cagayan de Oro (20,100) and Davao (19,671)。)。

10万人あたりの窃盗の件数でセブ市は5位(Once population is factored in, however, the top five list changes to this: Naga City in Bicol (6,215 thefts for every 100,000), Baguio (4,268), Cagayan de Oro (3,338), Iloilo (2,771) and Cebu City (2,599))。

マンダウエ市はどの犯罪分野でもトップ5には入っていない。

しかし、人口割で見ると自動車泥棒(carnapping)と傷害(physical injuries cases)の分野ではトップ5に顔を出す。

10万人当たり自動車泥棒の件数は136件で調査対象15都市の内4位(There were 136 carnapping cases for every 100,000 people in Mandaue, the fourth highest among the 15 cities covered by the PNP report. Angeles topped the list (280 carnapping cases for every 100,000), followed by Naga City in Bicol (207), Cagayan de Oro (190) and Makati (127))。

また、マンダウエ市は10万人当たり傷害件数で5位(The top five in per capita terms are Baguio (3,019 cases for every 100,000), Naga City (2,752), Iloilo (1,358), General Santos (1,094) and Mandaue (986))。

(4月3日)

4.来週から電力料金値上げ

今月4月15日以降の請求期間(April 15, 2016 billing period)から全国的に電力料金がP0.0834 per kilowatt hour上がるとのこと。

これはエネルギー規制委員会が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の消費者賦課金をP0.1240 per kilowatt hourに上げることを暫定的に認可したことによる( Additional amount for renewable energy:Higher power rates next week。This was after the Energy Regulatory Commission provisionally approved the Feed-In Tariff Allowance (FIT-ALL) amounting to P0.1240 per kilowatt hour)。

(注)Feed-In Tariff~固定価格買い取り制度。

現行賦課金はP0.0406 /kwh(ERC had approved the P0.0406 /kwh FIT-ALL effective January 2015 all on-grid electricity consumers)。

ということは賦課金が3倍になるということ。

配電会社VECOによると、月200kWhを消費する家でP16.68(0.4120換算で40円)の値上げになるとのこと(VECO said that for an average 200 kwh monthly consumption, the increase in FIT-ALL would mean an additional P16.68 per month)。

(参考)フィリピンの再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、2008年から導入されている。

2011年の数字によると、地熱、バイオマス発電、水力発電の再生可能エネルギーが、1次エネルギーのおよそ40%を占めている。

バイオマス13%、地熱(世界第2位の地熱発電国)22% 、水力6%、石油33%、天然ガス8%、石炭17%、エタノール1%(2011年第1次エネルギー)。

(4月4日)

5.セブ空港の電力確保は大丈夫

マニラ空港第3ターミナルで2日土曜夜から3日日曜深夜にかけて5時間にわたる停電が発生し82便がキャンセルされ、多くの便に遅れが出て約1万5千人に影響が出たが、これに対しマクタン・セブ国際空港当局は”当空港の電力確保は大丈夫である”と言っている。

セブ空港は、停電が発生したら即座に稼働する十分な発電機を保持しているし、緊急時にはMactan Electric Companyが優先的に空港に送電してくれる、と説明している。

しかし、この説明は舌足らずで、”停電時には発電機がすぐに稼働するように常に点検を行っている”としなければならない。

というのは、マニラ空港第3ターミナルは発電機を10台も設置してあるが発電機が稼働しなくて大混乱を招いたとのこと( NAIA-3 has about 10 generator sets, but these failed to transmit enough power to keep the terminal operations going。 The genset kicked in (when the blackout occurred), but it failed to transmit power…there is drainage in the battery-powered switch gear)。

マニラ空港第3ターミナルの停電(Manila Electric Co. (Meralco))は2日土曜夜8時45分に発生し翌3日日曜午前2時まで続いた。

Cebu Pacific Airは78便、 Philippine Airlinesは4便がキャンセルとなった(82便全て国内線)。

Philippine Airlinesは62便に遅れがでた。

国際線では4便に遅れ(Cathay Pacific, Emirates, KLM and Singapore Airlines)。

(4月5日)

6.暫定措置に逆戻りのタクシー料金

タクシーのメーター料金から10ペソ(0.4185換算で24円)を引くという暫定値下げ措置が3月8日の陸上交通許認可規制委員会の行政命令により恒久措置とされたが、タクシードライバーとオペレーター組合の反対により同委員会は同行政命令を一時停止すると5日火曜発表したので再び初乗り30ペソ(72円)は暫定措置に戻った(P30 taxi flag down rate ‘provisional’ again as LTFRB hears appeals、Philippine Daily Inquirer、April 6th, 2016)。

乗客はタクシーのメーター料金から10ペソを引いて支払えばいいので乗客にとっては今までと変わりがない。

同委員会は、同命令は3月19日に発効したのだがマニラ首都圏やその他主要都市の業界6団体から再考要求が出されたので発効を延期する、としている。

そして、暫定措置と恒久措置の違いについて、恒久措置の場合はメーターを再設定し(recalibration)陸運局のメーター再封印(resealing)を受ける必要があるが、暫定措置の場合はメーターの設定変更は必要無いと説明。

3月8日の行政命令により4月にメーターを再設定し陸運局のメーター再封印を受けなければならないのはプレートナンバー末尾2, 4, and 9 のタクシーとされていたが、再設定再封印初日である4日月曜には1台のタクシーもセブ市の陸運局へ現れなかった、と5日火曜の新聞が伝えている(Yesterday, LTFRB-7 said no one showed up for the recalibration and resealing of taxi meters in Cebu City( The Freeman、April 5, 2016)。

同委員会は12日火曜に公聴会を開催する。

なお、業界6団体とは次のとおりで、セブの組合も含まれている。

Metro Davao Taxi Operators Association;

Taxi Operators and Drivers in Cagayan De Oro City;

Metro Cebu Taxi Operators Association Inc.;

Dumper Philippines Taxi Drivers Association Inc.;

Association of United Taxi Operators in the Cordillera Administrative Region,

Angat Tsuper Samahan ng mga Tsuper at Operator ng Pilipinas Genuine Organization Transport Coalition (Stop & Go)。

(4月7日)

7.ダムと調整池が干上がり水道が出ない

ダムと調整池が干上がり、昨日7日木曜からセブ市、タリサイ市、ラプラプ市、リロアン町の44地域で午前6時から夜9時まで水道が全く出ない又は水道の出が悪い状態となり、この状態が6月の雨季入りまでもう2ヶ月続きそうだという。

本日8日金曜の地元3紙は”水道供給危機的”、”水道が出ない”、”メトロ・セブ1日のほとんど水道が出ない又は出にくい”といった見出しを付けている。(Water supply critical(Sun.Star Cebu)、NO
WATER(cebudailynews)、For most of day, Metro Cebu to suffer: Low to no water(FREEMAN))。

そして 上記3紙ともタリサイ市のハクロパン調整池( infiltration pond of the Jaclupan facilities)の池の底の大部分が干上り地割れを起こしている写真を掲載。

セブ市南部のボヒサン・ダムは、通常供給7,000 cubic meters of water per dayであるが既に3月第1週より供給ゼロとなっている。

タリサイ市のハクロパン調整池は、通常供給33,000 cubic meters of water a dayであるが20,000 cubic meters per dayまで低下。

合計で20,000 cubic meters per dayの不足が生じている。

メトロ・セブ水道区の総供給量は214,000 cubic meters per dayなので、9%の供給不足が生じていることになる。

(通常ボヒサン・ダムとハクロパン調整池で約2割をまかない、その他の約8割は井戸水と買水)

メトロ・セブ水道区はCebu Manila Water Developmentからの買水の増量を計画しているが、それでもなお不足分の埋め合わせはできないらしい。

水不足の原因であるが、昨年からのエルニーニョ現象による少雨だという。

今年の1月と2月は平年並みの降水量があったが、昨年の少雨を埋め合わせるには十分ではなかった上に、今年3月以降の少雨が地表水の極度の減少をもたらした。

今年1月116.4 millimeters(平年126.4 mm)。

今年2月90.6 mm(平年77.8 mm)。

今年3月4.3 mm(平年61 mm)。

今年4月7日までゼロ(平年4月50 mm)。

なお、このところの日照りで農作物と家畜等への悪影響も出ている。

セブ市で水の出がが悪い地域は以下の地域。

In Cebu City, the affected areas are barangays Quiot, Bulacao, Kinasang-an, Mambaling, Duljo Fatima, San Nicolas Proper, Pahina San Nicolas, Sawang Calero, Suba, Pasil, Ermita, Punta Princesa, Tisa, Labangon, Calamba, Capitol Site, Kamputhaw, Sta. Cruz, Sambag I, Sambag II, Cogon Ramos, San Antonio, Pahina Central, Kalubihan, Carreta, Lahug and Apas.

Also affected are Oppra in Barangay Kalunasan, San Jose in Barangay Talamban, Nivel Hills, M.J. Cuenco Ave., the road to Ma. Luisa Estate Park in Barangay Banilad, North Reclamation Area, pier area and some parts of the downtown area.

(4月8日)

8.水不足で非常事態宣言

ラマ・セブ市長は水不足に対処するため昨日8日金曜夜非常事態を宣言した(非常事態宣言state of emergencyは議会の可決で正式なものとなる)。

非常事態宣言により災害基金を使用できるようになるので、山のバランガイへ水を配給するためのホースやタンクを購買するという。

水不足と作物被害に苦しむセブ州南部の野菜栽培地帯のOslob, Dalaguete and Alegria町も非常事態宣言を検討しているし、州政府も全州に非常事態宣言を出すことを検討している。

メトロポリタン・セブ水道区は今月中に井戸所有の業者から10,000 cubic meters of water per dayの買水の増加を行うとしているが十分ではない(不足は20,000 cubic meters of water per day、MCWD’s water supply dropped from 214,000 cu.m. to 194,000 cu.m. a day)。

メトロポリタン・セブ水道区は、メトロ・セブ内15ヶ所に給水所を設置し各戸30リットルの水を配布している。

また同水道区は市民に、節水、夜中の貯水を勧めるとともに、井戸の所有者に対して近隣住民に水を無料で分け与えるよう呼びかけている。

(注)広い敷地の所有者の場合、井戸とポンプをもっている割合がかなり高いと思う。というのは、以前一軒家及びメゾネット式アパートを借りて住んでいたことがあるが、両方の大家とも井戸を所有し各戸へ配水する水道設備をもっていた。一軒家の場合、サブディビジョン全体が井戸水使用(水道代ゼロ負担)。メゾネット式アパートの場合、店子が井戸水かメトロポリタン・セブ水道区の水道かを選択できた(井戸水の方が安かった)。飲水は別途ボトルを購入し沸かしてから使用。

こうなると雨頼みとなるが、マクタン気象台は来週低気圧域がやって来て恵みの雨の可能性があると言っている(By next week, however, Cebu could expect some light to moderate rain due to a low pressure area that is expected to affect Cebu, said Oscar Tabada,chief of Pagasa Visayas)。

Pagasaの天気予報を見ると、14日木曜~15日金曜全ビサヤ地方で雨が予想されるとなっている(For the rest of the outlook period(April 14-15), this weather system will affect mostly the Visayas area which will bring light to moderate rains over the whole Visayas)。

(参考)Pagasaの週間天気予報~Issued at: 5:00 pm, 08 April 2016、Valid until: 5:00 pm, 15 April 2016

Today until tomorrow(April 08-09), Easterlies will continue to bring partly cloudy to at times cloudy skies over the whole country with isolated rainshowers or thunderstorms mostly over the eastern section.

On Sunday until Wednesday(April 10-13), a trough of Low Pressure Area (LPA) may bring light to moderate rains over Mindanao and Eastern Visayas. The rest of the country will be partly cloudy to at times cloudy skies with isolated rainshowers or thunderstorms mostly over the eastern portion.

For the rest of the outlook period(April 14-15), this weather system will affect mostly the Visayas area which will bring light to moderate rains over the whole Visayas. The rest of the country will be partly cloudy to cloudy skies with isolated rainshowers or thunderstorms.

(4月9日)

9.セブ市長にまた停職命令

ラマ・セブ市長、ラベラ副市長、12人の市会議員に対して職権乱用の疑いで大統領府から6ヶ月の停職命令が出ているという(The Office of the President ordered Rama, Vice Mayor Edgardo Labella and 12 councilors suspended for six months for abuse of authority)。

しかし、上記のほとんどの者は再選を目指している候補者であり、選挙期間中の停職命令執行には選挙管理委員会の同意が必要なので、執行されるかどうかは不明である(no elective provincial, city, municipal or barangay officer can be suspended unless there is prior written approval from the Comelec. The ban on suspension without Comelec approval is from Jan. 10 to June 8 this year)。

職権乱用の内容は、2013年のボホール島を震源とする地震及び台風ヨランダの被災者でない自分たち及び市職員へ2万ペソ(0.4250換算で47000円)づつの災害援助金を支出した、または議会で災害援助金を含む補正予算に賛成した、というもの。

ラマ・セブ市長は、ついこの前60日間の停職命令を受け執行されたばかりである(12月10日~2月6日)。

停職命令は6日水曜にパキト・オチョア官房長官によりサインされているという(The order was signed on April 6? by Executive Secretary Pacquito Ochoa Jr. by the authority of the President)。

オチョア官房長官は、市幹部及び市職員への災害援助金支出は不適切としている(Ochoa said the grant of calamity aid to all city officials and employees was “improper.”)。

彼は、監査委員会は災害援助金の支出について災害の被災者という証拠が無いにもかかわらず支出しており不法であるとしている、と述べている(He said the Commission on Audit (COA) declared that the release of calamity assistance was irregular due to deficiencies, including lack of proof that the beneficiaries were victims of the two calamities)。

彼は、内務自治長官に対して本命令の執行が選挙違反を構成するか否か、命令を執行してよいか、選挙管理委員会のアドバイスを求めよ、と命令している(Ochoa, in his order, directed Department of Interior and Local Government (DILG) Secretary Mel Senen Sarmiento to ask for an advice from the Commission on Elections (Comelec) central office if it could enforce the suspension, “considering that the implementation of an order of suspension against elective local officials during the election period may constitute and election offense.”)

市長らは、この動きに対して政治的思惑である(the move was clearly political)と批判している。

(4月10日)

10.水不足に淡水化工場を活用

セブ市南海岸道路埋立地(South Road Properties (SRP))に淡水化工場desalination firm Pilipinas Water Resources, Inc. (PWRI) があるが、ここの生産能力が余っておりセブ市の水不足対策に活用する案が具体化しそうである。

PWRIは南海岸道路埋立地内の事業所に水を供給する目的で設立されたセブ市も出資しているジョイベン企業で(2013年から稼働)1日あたり2万立方メートルの生産能力があるが、現在域内で2千立方メートルの需要しかないという。

そこで、以前からPWRIは南海岸道路埋立地以外への販売の許可を求めていた。

今回の水不足の非常事態に当たり市議会も市長もこの申し出を歓迎しているので、水不足の緩和に役立ちそうである。

具体的にはPWRIは、北埋立地の事業所に対して1万立方メートルの水を売りたいとしている(The PWRI intends to sell 10,000 cubic meters of water per day and distribute it to the commercial and establishments and industrial areas at the North Reclamation Area、メトロポリタン・セブ水道区の水不足は1日2万立方メートル)。

山のバランガイへ運ぶという考えもあるようだ。

PWRIと購入者の水売買価格交渉が短時間でまとまれば水不足緩和に資するであろう。

(4月11日)

11.水不足対処への協力の輪拡がる

少なくとも23の官民の組織がセブ市の水不足緩和のため水や水供給器具(タンク、ポンプ等)の寄付等を行っている。

例えば淡水化企業のPilipinas Water Resources Inc. (PWRI)(下記リスト8番)とその姉妹会社Aquapure Resources Inc. and Mactan Rock Industries Inc.は、いくつもの給水所を設けて無料給水を行っている(From 5 a.m. to 6 a.m. and from 8 p.m. to 10 p.m.、給水所はメトロ・セブ18ヶ所、内セブ市7ヶ所)。

上記淡水化企業は、市長が非常事態を宣言する(8日金曜)前から無料給水を実施しているという。

下記は23の貢献組織と貢献内容

1. Pung-ol Sibugay -- 1 water tanker
2. Golden Peak Hotel -- water tanker, 20 water drums
3. Lucille Mercado -- Facilitate in water distribution
4. Sto. Nino captain -- 1 water tanker
5. Sta. Cruz -- water tanker (5,000 liters - for washing only)
6. Metropolitan Cebu Water District -- water testing
7. Cebu Water -- (Still to discuss with MCWD)
8. PWRI -- satellite water station (5 a.m. to 6 a.m. and 8 p.m. to 10 p.m.)
9. Crown Port View Hotel -- 100 gallons of drinking water
10. Bureau of Fire Protection - Fire truck at all stations
11. Barangay Sambag 2 -- water for washing
2. Ermita -- 1 tanker (for inspection)
13. Sirao -- with source of water (Sitio Anislagan) and Kan-irag
14. SM -- 3 water pumps
15. ADA Drilling Services -- free potable water anytime
16. Amigable Waters -- 5 gallons of potable water
17. Helpmate -- stand pipe/hydrants for fire trucks
18. Gaisano Country Mall -- with potable water from deep well
19. Castle Peak Hotel -- 5 containers - INCA tanks
20. Tisa Z 5’s Vatska Refilling Station
21. Beverly Hills -- 10 drums
22. DOH in contribution with City Health Department
23. National Irrigation Administration

(4月12日)

12.被災宣言セブ市

昨日13日水曜セブ市議会は、主に山のバランガイを中心に渇水による農作物被害が大きいとして被災宣言を議決した( declared a state of calamity)。

317農家が被害を受けており、農作物被害額は1340万ペソ(0.4225換算で3171万円)と見積もられている(28バランガイ、87.4 hectares)。

主な被害作物はstring beans, cauliflower, sweet corn, eggplant, tomato, ampalaya(ゴーヤ、ニガウリ), hot pepper, lettuce and cut flowers。

被災宣言により災害基金の支出ができるが選挙期間であるので支出は禁止されており、支出には選挙管理委員会に適用除外を申請しなければならないとのこと( the Commission on Elections (Comelec) has banned the release of public funds during the official campaign period)。

(4月14日)

13.セブ市長等への停職命令執行の可否は選挙後に判断

ラマ・セブ市長、ラベラ副市長、12人の市会議員に対して職権乱用の疑いで大統領府から6ヶ月の停職命令が出ていたが、選挙(5月9日)前に執行されることは無くなった(セブ市長等の任期は6月30日まで)。

昨日14日木曜選挙管理委員会は委員会全員(Commission on Elections (Comelec) en banc、委員長1人、委員6人)で評決を行い、4対3で地方公職へ立候補している者に対する停職命令の執行の可否判断を選挙後まで延期するとした。

選挙管理委員会は、可否判断の延期は同委員会法務部の提案に基づき3月29日に既に決めていたのだが、昨日再度検討審議したということらしい(Minute Resolution 16-0222 dated March 29, wherein the poll body acceded to the recommendation of the Comelec Law Department not to act on requests for exemptions to the election ban to suspend local officials)。

選挙法では、汚職取締法違反以外の事案について選挙管理委員会の同意がない限り選挙期間中の地方公職への立候補者に対しての停職を禁じている(Under the Omnibus Election Code (OEC), it is prohibited to suspend elective local officials during the election period without prior Comelec approval unless the case involves violations of the Anti-Graft and Corrupt Practices Act)。

(4月15日)

14.今週は停電が多い

統一選挙(5月9日)の前1週間と後1週間は電力供給関係のメンテナンス工事が禁止されているため、今週は送電網のメンテナンス工事が予定されておりメトロ・セブの多くの地域で停電が発生するという。

停電予定は次のとおり

本日17日日曜、from 5 a.m. to 6 p.m.、Barangay Kasambagan, Mabolo、電柱交換、電線張替え。

18日月曜、9 a.m. to 4 p.m.、Barangay Talamban、トランス交換。from 9 a.m. to 3 p.m.、Barangays Zapatera and Cogon Ramos、電柱とトランス設置。

19日火曜、from 9 a.m. to 5 p.m.、Barangays Mambaling and Basak San Nicolas、電柱とトランス交換。from 10 a.m. to 2 p.m.、Barangay Sambag II、電柱設置。

19日火曜9 p.m.から20日水曜7 a.m.まで、Barangays Carreta and Mabolo、電線張替え。

21日木曜、Barangay Zapatera、電柱移動。

なお、選挙当日及び前後に停電があってはならないということで最近いくつもの発電所で予防的メンテナンスが実施されており、14日木曜にはビサヤ地方に電力不足の?黄警報(yellow alert)が発せられている。

(注)黄警報~電力使用量が発電量を上回ると大停電が発生するおそれがあるので、その前段階で赤警報、黄警報が発せられる。 赤警報の場合、負荷遮断プログラム(Interruptible Loading Program (ILP))(自家発電設備をもつ事業所が自家発電を行い電力需要量を抑える)が実施される。

選挙当日及び前後に停電があってはならないというのは、投票用紙自動読み取り機 (PCOS)や投票集計機への悪影響を避けるため。

(4月17日)

15.セブ市石炭発電所計画の公聴会開催

セブ市バランガイ Sawang Calero(セブ市南部、海岸)に石炭火力発電所を建設する計画があり、昨日17日日曜セブ市議会の環境委員会による公聴会が開かれSawang Caleroと東西両隣のバランガイSuba and Duljo Fatimaの住民5000人が集まった。

(注)公設魚市場のあるバランガイPasilの西隣がSuba、その西がSawang Calero、その西がDuljo Fatima。

賛成派の住民は白シャツ、反対派の住民は黒シャツで集合。

石炭火力発電所計画はLudo Power Corp.’s (LPC)によるもので、$500-million, 300-megawatt coal-fired power plantnoの計画。

Ludo Powerは、日本の東京電力と丸紅が出資している発電企業Team Energyと提携して操業するし、排気や発電所地域の空気を監視するセンサーを備えており、高性能でクリーンで環境に害のない発電所であると強調している。

(注)発電企業Team Energy~ ルソン地域の全発電資産の約20%を占める。 パグビラオ発電所( Pagbilao、73.5万kW、 石炭火力発電)、 スアル発電所( Sual、121.8万kW、 石炭火力発電)、 イリハン発電所(Ilihan,125.1万kW、コンバインドサイクル発電、主燃料は天然ガス)を所有。

会社側の説明は、主に次のようなもの。

循環流動層ボイラーのトレド市やナガ市の石炭発電所とは異なり、先進的微粉炭火力発電技術を使用するもの(unlike the coal plants in Toledo City and Naga City that use circulating fluidized vent, their coal plant will use advanced pulverized coal technology)。

この技術はスアル発電所で使われている技術であるが、さらに最新式の技術を使用する(LPC will adopt the same but updated technology that Sual Power Plant is using)。

住民の主要心配事である飛灰は直接外部に排出されることはなく、サイロに貯められてからセメント工場に運ばれる(it will not be directly released to the air because an ash silo will be built, where fly ash will be stored.The ash silo will be designed to accommodate ashes that have accumulated for a maximum of seven days.The fly ash will be recycled and will be sold to a cement factory because it is one of the in-demand ingredients for making cement.)。

スアル発電所では煙突から黒い煙は出ておらず、白いものが見えるだけだが、それは煙ではなく蒸気である(Sual Power Plant does not emit thick black smoke. Only white smoke was seen coming out of its chimney, which was steam being released by the plant’s steamer)。

賛成派の賛成理由は、環境基準に適合している、地域経済や雇用に好影響等。

(4月18日)

16.日本人が強盗に100万円その他奪われる

17日日曜朝5時頃日本人(Kazuyaki Sakai, 43歳)とフィリピン妻居住のセブ市バランガイGuadalupeのBanawa地区Duterte Street(日本レストラン呑気の入っているワン・パビリオンの面する道路)のコンドミニアム・ユニットに強盗( burglars)が押し入り、100万円その他を奪って逃走した。

ガードマンによると、強盗は3人で1人がガードマンにナイフを突き付け2人が2階に上がっていった。

Kazuyakiが目を覚まし、玄関のドアがこじ開けられ現金その他が盗まれているのを発見。

警察( Punta Princesa Police Station)によると、このビルの2階にはこの日本人夫妻しか住んでいなかったという。

玄関のドア・ノブはドライバーのようなもので壊されていた。

コンドミニアムに監視カメラが設置してあったか確認中。

被害は約100万円の現金の他、three laptops with a total estimated worth of P65,000; three cell phones worth P50,000, one Louis Vitton wallet worth P10,000, one Citizen watch worth P5,000; assorted ATMs and credit cardsという。

(4月19日)

17.1万2千人がモールで投票セブ州

5月9日の統一選挙の際、セブ州では11740人がモールで投票することとなる。

選挙管理委員会はセブ州内16地区の投票所を従前の学校等からモールに変更。

1503人のセブ市Bario Luz地区の有権者はAyala Center Cebuで投票。

1582人のセブ市Mabolo地区の有権者はSM Cityで投票。

Consolacion町ではCity Mall、ラプラプ市やタリサイ市ではGaisano Grand Mallが投票所になっている。

全国的には20万人の有権者がショッピングついでにエアコンのきいた86のモールで投票できるとのこと(At least 200,000 voters can enjoy the convenience of casting their votes inside air-conditioned malls.Commission on Election Chairman Andres Bautista told reporters last night that the poll agency allowed 86 malls all over the country to serve as voting precincts for the May 9 polls。cebudailynews.inquirer.net、March 19th, 2016 10:29 PM)。

(4月20日)

18.ボクシングで交通渋滞明日23日土曜午後

明日23日土曜夜セブ市スポーツ・センターでボホール島出身の WBO世界スーパーバンタム級王者 ノニト・ドネア(又はドナイレ)がゾルト・ベダックと初防衛戦に臨む。

明日午後からスポーツ・センター付近の交通渋滞が予想されるのでOsmeña Blvd.とその周辺道路は避けたほうがいいとのこと(motorists should avoid Osmeña Boulevard, F. Ramos Street, RR Landon Street, and Junquera Street because these are the most congested areas starting Saturday afternoon until the evening)。

(注)ノニト・ドネア(又はドナイレ)~ Nonito Donaire Jr.、33歳、WBO世界スーパーバンタム級王者、ボホール州Talibon出身、国籍フィリピン及び米国、通称 The Filipino Flash。

(注)ゾルト・ベダック~ Zsolt Bedak、32歳、ハンガリー出身、 2004年アテネ五輪のハンガリー代表、通称Mr. Left Hook。

試合は午後6時から夜11時か12時までで、観客は1万3千人~1万5千人と予想される。

スポーツ・センター周辺の道路では路上駐車が許可される(2重駐車はダメ、Pelaez Street left side from P. del Rosario to R.R. Landon Streets; Osmeña Boulevard both sides from Arlington Pond to P. del Rosario Streets; R.R. Landon Street right side, from Osmeña boulevard to RR Landon Street; and P. del Rosario Street right side, from Pelaez Street to Osmeña Boulevard)。

午後1時からスポーツ・センター周辺の道路に50~60人の交通整理員が配置される。

混雑が激しくなれば午後3時~5時までOsmeña Blvd.の一部が道路閉鎖となる可能性が高いという( they will close the downtown-bound lane of the road, starting from the corner of R. Landon St. to P. del Rosario St.)。

(4月22日)

19.爆弾脅迫のいたずらDavao-Cebu flight

昨日22日金曜午前”Davao-Cebu flightに爆弾を積み込んだ女がいる”とセブ空港に女から電話があり、セブ空港に着陸後荷物検査を実施したが爆弾は発見されず、いたずら(hoax)とわかった。

178人の乗員乗客を乗せた Flight 5J594は午前10時40分無事セブ空港に着陸したが、飛行場の北の端に駐機し特別機動隊(Special Weapons and Tactics (SWAT) team)、警官、消防車、救急隊等に囲まれた。

乗客は4台のバスでターミナルに運ばれ、セントラル・ビサヤ航空保安対策局(Aviation Security Unit 7 (AVSEU 7))や爆弾探知の警察犬チーム(K9 unit)等が乗客の預けたラゲッジを調べたが爆弾は発見されなかった。

10時前セブ空港の乗客援助室(Public Assistance Office)に女から、爆弾をつんだ到着便がある( “May parating na eroplano may bomba.” (There’s an incoming airplane with a bomb.))、と電話があった。

また1分後女から電話がありビサヤ訛りのタガログ語で、飛行機が爆弾をつんでいる(an airplane had a bomb)と言って電話は切れた。

直ぐに再び電話があり、ダバオ市発のセブ・パシフィック便の女が爆弾を運んでいる(a woman was carrying the bomb on board the Cebu Pacific flight from Davao City)、と言った。

乗客援助室は直ぐにセントラル・ビサヤ航空保安対策局へ通知し、同局はダバオ空港へ連絡したが航空機は既に出発していた。

(4月23日)

20.ノニト・ドネアが防衛3ラウンドTKO

昨日夜23日土曜夜セブ・スポーツセンターで行われたWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、チャンピオンのノニト・ドネア(又はドナイレ、ボホール州出身)が挑戦者同級4位のゾルト・ベダック(ハンガリー)を3ラウンドTKOで下し初防衛に成功した( Nonito Donaire retained his WBO superbantamweight title by 3rd round TKO against Zsolt Bedak here in Cebu)。

ゾルト・ベダックは2ラウンドで2回ダウンし、3ラウンドで再度ダウンし立ち上がったが、レフェリーが 2分44秒試合をストップした( Bedak came into the third round still wobbly from the two knockdowns. Donaire Jr. continued to pressure and attack, and Bedak once again went down in the third. Referee Russel Mora stopped the fight in the 2:44 mark of the third)。

観客は予想より少なく、夜8時30分で7,000 to 8,000人と警察は推計。

道路混雑もそれほどでもなく、観客が路上駐車してもよいとされた道路区間でも空きスペースがあったとのこと(Half of the lane from Abellana National High School to Fuente Osmeña circle which was intended as parking lot for spectators was not even full)。

スリ、窃盗の被害報告もなし(We did not receive any reports of pickpockets or theft yet as of 8:30 p.m.)。

(4月24日)

21.デング熱昨年の約2倍セブ市

昨日4月24日日曜セントラル・ビサヤ保健局が管内におけるデング熱発病者が大変な率で増加していると発表した。

セブ市の発病者数が管内のトップで613人、死者が3人(1月から4月23日土曜まで。昨年同期は発病者375人、死者2人)。

セントラル・ビサヤ保健局管内全体の発病者数は4370人、死者29人(昨年同期発病者数1869人、死者1869人、死者8人)。

マンダウエ市の発病者数は2番目に多く226人、死者3人(昨年同期発病者数53人、死者ゼロ)。

死者が多く出ている自治体はLapu-Lapu and Bogoの両市で、それぞれ4人。

なお、入院患者で多い年代は6-10 years oldとのこと。

セントラル・ビサヤ保健局は、驚くべき発生率ではあるが2012年の大発生レベル(発病者19193人)には達していない、と言っている(while dengue cases in the region are growing at an alarming rate, DOH 7 officials said it hasn’t reached an outbreak level)。

(4月25日)

22.セブ州議会がコルドバ町の第3橋ジョイベン契約を承認

昨日25日月曜セブ州議会はコルドバ町とMetro Pacific Tollways and Development Corp. (MPTDC)との第3橋(Cebu-Cordova Bridge)建設等に関するジョイント・ベンチャー契約を承認した( The PB approved the project’s financing, design, construction, implementation, operation and maintenance)。

(注) コルドバ町議会(サンゴニアン・バヤンSangguniang Bayan of Cordova)は3月21日にこれを承認。セブ市議会はセブ市とMPTDCとの契約を3月18日に承認している。セブ市は行政が州から独立しているが、コルドバ町は州に属しているため州議会の承認が必要。

今後まだ以下の許認可が必要。

埋立管理局、環境天然資源省、沿岸警備隊、有料道路料金調整委員会、公共事業道路省、民間航空管理局、セブ空港当局等(Philippine Reclamation Authority、the Department of Environment and Natural Resources、Philippine Coast Guard、Toll Regulatory Board、Department of Public Works and Highways (DPWH), Civil Aviation Authority of the Philippines (CAAP) and the Mactan Cebu International Airport (MCIA))。

許認可を得て来年2017年第3・4半期の着工、2020年開業を目指す。

橋の総工費の見積もりはP27.9-billion(0.4190換算で666億円)。

通行量は1日36,000 to 41,000台を見込む。

1台当り通行料金は認可が必要であるがP89(212円)を見込む(軽トラック等は倍、重トラック等は3倍)。

道路料金の総収入が年間P1.3 billion(31億円)と仮定すると、セブ市とコルドバ町はそれぞれ1%のP13 million(3100万円)の収入となる(35年経過後両自治体へ引き渡される)。

メインの橋の長さは825メートル、アプローチの築堤と4本の小さな橋は7.65キロになる( It will start near the Cebu South Coastal Road tunnel, where an 825-meter mainspan bridge will connect to Shell Island. A 7.65-kilometer causeway and viaduct will connect Shell Island to Barangay Pilipog in Cordova town)。

船舶の往来に支障がないように通路両端の柱の間の距離は400メートル、橋の高さは水面から51メートル。

上海の 盧浦大橋のような鉄骨の網の目アーチの構造とする予定(a web arch bridge similar to the Lupu Bridge in China)。

(4月26日)

23.本日27日州庁舎付近とダウンタウン交通混雑

アキノ大統領が州庁舎前で行われる政治集会に出席するため、本日27日水曜午後1時(3時という報道もある)より州庁舎付近のEscario St. and Osmeña Blvd.の一部が閉鎖される。

The stretch of Escario St. from Don Gil Garcia Street(州庁舎西の道路) up to Juana Osmeña Street(ベスト・ウェスタン・プラス・レックス・セブ (Best Western Plus Lex Cebu)の面する道路)will be closed, as well as the stretch of Osmeña Boulevard from Escario St. up to M.P. Yap Street(州庁舎から南へ2本目、Joven's Grill & Seafoodの面する道路)。

大統領は4時半のマンダウエ市のMandaue City Sports Complexにおけるpre-Labor Day job fairに出席した後、5時半州庁舎前の集会に出席する。

一方5時以降ダウンタウンで荘厳行進( solemn procession、 celebration of the feast of the patron saint of the Cebu Metropolitan Cathedral San Vidal Martyr)がおこなわれるので交通混雑が予想され注意を要する。

they are anticipating heavy traffic around 5 p.m. in the downtown area, especially along the portions of Osmeña Boulevard, M.J. Cuenco, Bonifacio, Sikatuna, Mabini, D. Jakosalem and Legaspi streets where the procession will pass。

明日28日木曜午後3時よりOsmeña Blvd.の片側(ダウンタウンへ向かう車線)が閉鎖となる。

これはカプラグ祭典関連のダンスパレードがあるため(フェンテ・オスメーニャからサントニーニョ教会へのパレード、parade in relation to the celebration of the 450th Kaplag anniversary)。

300~400人のダンサーが出場。

(注)450th Kaplag anniversary~ 聖サントニーニョ像の発見から450周年を祝うもの。 聖サントニーニョ像は1521年マゼランからセブの王妃に送られたが、その後行方不明になっていた。1565年ミゲル・ロペス・デ・レガスピ(初代フィリピン総督)一行(兵士と聖アウグスティヌスを信仰する修道僧等)がセブに到着。一行のメンバーが廃墟から聖サントニーニョ像を発見。

(4月27日)

24.石炭火力発電所を是認せずセブ市議会

昨日27日セブ市議会は、セブ市バランガイSawang Caleroにおける石炭火力発電所プロジェクト( Ludo’s 300-megawatt (MW) coal-fired power plant project)を是認しないという環境委員会報告を満場一致で承認した。

(注) Ludo Power Corp.~人口密集地のバランガイSawang Caleroの半分を占める土地に複合工場をもつ(Ludo’s existing plant complex occupies 12.6 hectares, or about half of the 24.8-ha land area of Sawang Calero)。そして土地内に10-MWの発電所もある(Ludo’s current 10-MW power plant inside its complex)。

市議会の不支持で会社側が環境天然資源省から環境適合証明書を取得することが難しくなったであろうと言われている(Ludo would now have a a difficulty getting an environmental compliance certificate (ECC) because of the City Council’s refusal to endorse the project)。

環境委員会報告では石炭火力発電所を是認しないという理由を4つ上げている。

A.バランガイSawang Calero及び近隣のバランガイ( Duljo Fatima, Pahina San Nicolas, and Suba)の評議会は支持しているものの地域住民の反対があり、社会的に受容されているとは言えない。

(注)バランガイの評議会の他に、セブ商工会議所、セブの輸出業者連合が支持していた(Two groups, the Cebu Chamber of Commerce and Industry and Philippine Exporters Confederation-Cebu chapter, submitted their position papers supporting the project)。

B.計画されている石炭火力発電所は密集する地域住民からコンクリートの壁でしか隔てられておらず、この状況は環境適合とされているスアル発電所(Sual, Pangasinan)の状況と異なる。

C.会社側は環境影響評価(environmental impact assessment (EIA))を提出しなかった。

D.石炭火力発電所予定地は土地利用規制条例(zoning ordinance or City Ordinance 1656)に適合していない。

条例によると、発電所は区分I-2の地域(高度又は中度汚染危険工場地域)でのみ許可されるが、予定地はI-1の地域(低汚染危険工場地域)である(power plants are allowed only in medium and high-intensity industrial districts (I-2)、the area is a low-intensity industrial district (I-1))。

土地利用に例外があるとしても、人口密集地における石炭火力発電所は住民と環境にとって明らかに危険である。

(注)低汚染危険工場地域~low-intensity industrial districtの工場の例として、魚乾燥業、家具製造業、布地バッグ製造業が上げられている(drying fish、manufacture of house furnishing and textile bag factories)。

(4月28日)

25.モールにおける選挙投票中止

26日火曜中央選挙管理委員会は全員によるマラソン議論の末に採決を行い(en banc session)、4対3でモールにおける選挙投票を中止することとした(THE Commission on Elections (Comelec), via a 4-3 vote, has scrapped the holding of elections in malls)。

3月10日に6対1の賛成でモールにおける選挙投票を決定したのを覆す結果となった。

これはモールにおける選挙投票を実施した場合、法的問題で後日選挙管理委員会が苦境に陥るおそれがあるため(because of legal problems that may later put the poll body in a bind)。

27日水曜Juan Andres Bautista選挙管理委員長は、モールにおける選挙投票を中止することを発表し、有権者に謝罪します(I apologize to our voters)、と述べた。

今回のモールにおける投票は選挙法(Omnibus Election Code (OEC))に違反するおそれがあり、実施した場合モールにおける投票が無効(null and void)とされる可能性を否定出来ないらしい。

選挙法は、投票場所を変更する場合は選挙(May 9)の45日前までにそれぞれの変更される投票場所の関係者および有権者に周知しなければならない、と規定している(issuance of notices to all parties and voters affected, a Comelec resolution enumerating the specific clustered precincts that will be moved and the resolution has to be issued 45 days before Election Day)。

セブ市では SM City Cebuと Ayala Center Cebuで約3000人が投票すると見込まれていた。

セブ市選挙管理委員会はモールにおける投票者に今週27日水曜から通知を始めたが、中央選管の決定に従い以後は行わないそうだ(He said notices were supposed to be sent to the concerned voters who will be voting at the mall starting last Wednesday but they did not push through with it after they were notified of Comelec en banc’s decision)。

選挙法に抵触するおそれはあと2点ある。

投票所から30メートル以内の販売禁止規定と投票所全体の選挙管理委員会管理下規定である(Critics earlier raised questions about the mall voting plan, saying the Omnibus Election Code orders the closure of stores, stalls, and other types of vendors within 30 meters from the voting place on May 9。They said the law also prohibits the use of private buildings to be used as polling places and that the whole building, not just a portion, where the polling place is located must be put under the control of Comelec)。

なお、Bautista中央選管委員長は、次回2019年の中間選挙ではモールにおける投票を実現したいと言っている(Bautista said they will push mall voting again in the 2019 mid-term elections)。

(4月29日)

26.マンダウエ市の大火跡地の後片付けを妨害

3月12日マンダウエ市バランガイGuizoと Mantuyongの人口密集地域で1ヘクタール以上が焼け、2200以上の家族が焼け出される大火があったが、再びこのような大火が発生しないよう同地域に道路等を設け再ブロック化する計画がある。

昨日29日金曜再ブロック化の前段として焼け跡に残っているコンクリート壁や家屋の瓦礫を市当局が撤去しようとしたら一部住民の妨害があり後片付けを阻止されてしまった(Residents stop clearing of Mandaue fire site)。

(注)再ブロック化計画~消防車が入れるよう6.5メートル幅の道路を設置等(after the reblocking of the fire site, a 6.5-meter-wide, two-lane road will be opened)。

バランガイGuizoのバランガイ・キャプテンによると、再ブロック化後に家を再建できないのでは、とか敷地が狭くなるのでは、と心配して反対している住民がいるとのこと。

(注)市当局は、住民は元の地域に戻れるが再ブロック化されるので元の広さの家が建つとは限らない、と説明している。

市当局は、大多数の人々は再ブロック化に賛成しており、反対の人達は少数なので以後も説得を続ける、としている。

なお、焼け出された2200家族は現在 Cebu International Convention Center (CICC) の敷地で仮住まいをしているが、26日火曜の新聞によると被災者たちは敷地内の仮設トイレ(portaletsが30設置されている)が汚すぎてまた蝿はそこら中にいるし閉口しているという。

鼻を布で覆って記者を仮設トイレへ案内する被災者の写真が掲載されている。

不潔すぎて使えないので、5~10分歩いて警察(Centro police precinct)、教会、ショッピングモール等へ用足しに行く人が多いという。

また、仮設トイレ周辺で用を足して環境を不潔にしている人達もいる。

子供のいる家庭では便器(“arinola” or a chamber pot)を買ったとのこと。

この件に関して、住民の主張と市当局の主張は食い違っている。

住民は1~3週間に1度しか清掃がされていないと言うが、市当局は2百万ペソ(0.4350換算で460万円)の予算で1日おきに清掃していると言う。

市当局は、住民は自分たちのために協力すべき、と言っている(the families should cooperate for their own good)。

皆でトイレをきれいに使え、という意味と推定される。

(4月30日)

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