ラフィンド会社の泥
Lumpur Lavindo(ルンプル・ラフィンド)

バリ島の話題ではないが、今一番ホットな話題となっているのは、バリ島から約400km、ジャワ島のスラバヤに向かう国道沿いの街マランの近くにあるルンプル・ラフィンドである。

2005年、石油試掘会社、ラフィンドの一従業員の些細なミスによって、地底から泥を含んだ熱湯が噴き上げた。

大量の泥を含んだ熱湯は瞬く間に周囲の村3つを飲み込み村人達は疎開を余儀なくされた。泥の噴出を止めるためアメリカの技術が導入されたがどうにもならず、次に日本からの技術援助で止めようとしたが更に傷口を広げる形になり、噴出口からは今でも5mから15mの熱湯と泥が大量に噴き上げていて、今では熱湯と泥に飲み込まれた村は13にのぼり、今後33年間は噴き上げ続けるだろうと言われている。

広大な泥の湖と化した場所に立ってみると正にゴーストタウンであった。辺りに立ち込める硫黄の臭いが鼻を突き、泥に沈んだ家が無数の墓に見える。


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