宗教行事の看板


バリ島の中を例え1日でも車で走り回ると、必ず道端で1つや2つを見かけるのがこの看板だ。読み方は、ハティ・ハティ・アダ・ウパチャラ・アガマとなり、日本語の意味は『宗教行事あり!注意』と言うことになる。

この看板が置かれた道の周辺では何らかの宗教行事が行われているか、又は暫くすると結婚式、葬儀、地域の寺の行事などの何れかが開始されることを告知するものである。

バリ島では宗教行事は何事にも優先されるため、この看板がある地域でウパチャラ(宗教行事)が行われる場合、障害となるようであれば、その道を全面車両通行止めにすることも出来るし、葬儀時の様に高い輿を担いで街中を練り歩く時に邪魔になるようであれば、頭上に張られた電線を切断することも許されている。

道が車両通行止めになった場合は、例え目的地が直ぐそこであっても、行事の最中は警備に立つ男達に制止され決して通しては貰えないため、迂回するか制止が解けるまで待つしかない。

始末に悪いことは、日本では工事などで迂回を余儀なくされた場合は、必ず案内の矢印に沿って走れば目的地に通じる別の道に出ることが出来るが、バリ島ではそうは行かず、看板の場所から迂回すると後は何の案内も無く自分で道を探しながら走らなければならないため、地理不案内の場所では大変困ることになる。

目次に戻る 次のページ