【長期滞在情報】
物価

不案内な外国での長期滞在計画を立てる時はその国の物価が大いに気になるはずです。私もよくバリ島の物価についての質問を受けますが、出来るだけ限定的な答を避ける様にしています。何故ならインドネシア特にバリ島では円とルピアのレートが毎日変わり、物の価格が頻繁に変動することがあり正確性を欠くからです。同じ品目でも今日と明日で違うこともあるし場所によっても異なります。又、相手によっても違うと言うこともあります。

バリ島を訪ねた人はお気づきと思いますが、一般的な商店では商品に値札がついていません。全て売り手買い手の交渉で価格が成立するシステムになっています。しかも、インドネシア特にバリ島では一つの品物に4つの価格があると言われています。即ち、バリ語を話す客、インドネシア語を話す客、英語を話す客、日本語を話す客と言う順番で値が高くなる傾向にあるのです。従って、物の値段はあくまでも売り手と買い手双方の納得行く価格がその品物の価格と言うことになります。

又、国家統制されているガソリンを例に取ると、値上がり前は1リットル1800ルピア(約22円)だったものが半年の間に2回値上げされ、現在は4500ルピア(約55円)と吃驚する程の上がり幅で値上げされることもあります。又タバコの価格を見ても、日本で300円の物がバリ島では8.500ルピア、9.000ルピア、10.000ルピア、15.000ルピアと実に様々です。

従って、物価を知りたいと思えば、やはりその土地に行き自分の感覚で実感しなければ理解出来ないというのが実情です。それでも一般的な生活用品については大体の相場と言うものがあるので、現地に着いたら早い内にデパートかスーパーマーケット巡りをお勧めします。ここでは値段がはっきりしているし誰に対しても同じ値段で販売しているので正確に知ることが出来ます。そして、バリ島では高いと言っても日本に比べれば驚くほど低価格の場合の方が多いので、一般旅行者や1ヶ月程度の滞在者なら予算的に大きな狂いは生じないはずです。

あくまで日本にいて現地の価格を確かめたい方は、ホテル代などについては直接問合せるか現地に住む人に聞くことをお勧めします。それでも一ヵ月後でもその価格が正しいかと言えば保証の限りではありません。又、観光ガイドブックに掲載されている価格も大抵の場合古い情報が多く、中には間違っているものが実に多いと言うことを知っておく必要があります。

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