供物
Canang(チャナン)

ヒンズーの神々に供えられる供物をチャナンと言い、これを作るのは一家の女性達の毎日の仕事である。供える場所は一家の家寺、火を使う台所、水を使用する所、電気器具等で通常の日でも30箇所位になると言う。特に何日も続く大きな宗教行事の時、その数は数百に及び女性達の労働はかなりきついものになる。

豪華な物も質素な物も、チャナンの中身は必ず五色の色取りを揃える事になっている。それは、ヒンズー教の三神(シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマ)とその上に位置するサンヒャンウディ、そしてもう一つは、その家族の先祖に対する供物である。

重要な宗教行事では、女性達が作った沢山のチャナンに間違いがないかどうかを一族の長老が点検することも行われ、老人の役割も欠かせない仕組みになっている。

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